エアカナダ格安チケットと格安パッケージツアーを料金と内容で比較してみました。

バンクーバー
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エアカナダのサイトを見ていると、時々在庫一掃とばかりに、シートセールが出ます。5月6日で販売が終了してしまったのですが、成田~バンクーバー往復29,000円、成田~カルガリー往復39,000円というディスカウントチケットも!こういうチケットを見るたびに、でもパッケージツアーのほうが安いんだよなあ、と考えてしまいます。

今回は、格安パッケージとエアチケットオンリーの価格や内容を比較して、その選び方を考えてみたいと思います。

比較の前に、パッケージツアーの特徴をおさらい

パッケージツアーは安いのですが、エアオンリーとは異なり、自由度が低く、制約があります。その代表的なものとして・・・

  • 2名催行が基本。1名催行のツアーもあるが、割高。
  • 延泊や帰国便園長などのプランもあるが、追加料金が割高で、しかも最長でも14日程度しか延長できない。

したがって、一人旅の場合、パッケージツアーでは割高になるケースがほとんどです。
ところで、パッケージツアーは申し込み後でも、出発30~40日前にならないとキャンセル料が発生しないのに対し、格安チケットは購入時点でキャンセル料(エアカナダ、最安値のクラスTangoクラスでは30,000円)がかかります。この点ではパッケージツアーに利点がありますね。

※余談ですが、このパッケージツアーのキャンセル料について、業界ではもっと厳しくすべきという見直し案が検討されています。とりあえず、申し込んで、キャンセル料がかかる寸前に、ひとつに絞るという利用者が多いためだとか・・・

では、ツアーとエアオンリーの比較

比較対象として、エアカナダの公式サイトで提示されている6月平日出発の料金をベースにしてみたいと思います。

※料金は5月10日現在。今後も空き状況によっては、相場より安い料金が出たり、たかくなったりすることもあると思いますので、エアカナダ公式サイトでよくご確認ください。

まず、エアオンリーの料金ですが、最安値の「Tangoクラス」往復72,000円が基本料金。これに燃油サーチャージが47,000円、その他諸税が6,610円で、合計125,610円となります。

パッケージツアーですが、ネットでざっと検索すると、旅工房社催行の「【立地重視+お買い物に便利】スタンレーパークも徒歩圏内。ロブソン通りに面したバークレーホテル指定 エアカナダで行く5日間」というツアーが見つかりました。こちらは往復の航空券+空港~ホテルの往復送迎+ダウンタウンのバークレーホテル3泊で2名1室の1名分79,000円が基本料金。エアオンリーとの差は7,000円。

この7000円という価格差が妥当かどうかを検証してみましょう。

  • 送迎はタクシーを使っても、片道35~40カナダドル程度。往復にして2名で割ると、高く見積もっても一人40カナダドルです。
  • ホテルは、ネットで検索してみると、1泊1室120カナダドル程度です。ツアー料金の場合、ホテルは2名1室で計算されていますので、部屋代は半額で計上。2名1室3泊の場合、120×3÷2=180カナダドルとなります。

というわけで、合計215カナダドル。為替相場にもよりますが、大体2万円。これが3泊ツアーに含まれる内容を個人で手配した場合の料金目安(6月の場合です)なので、7000円差ならかなりバリューが高いです。

さて、ツアーを検索すると、もっと安いのもあります。エス・ティー・ワールド社催行の「★いいね!バンクーバー★<AIR+HOTEL>ロブソン通りに面したバークレーホテル指定♪往復直行便で行く世界でいちばん住みやすい街バンクーバー5日間」がそれ。こちらは空港~ホテル間の送迎がありませんが、エア+ホテルで52,000円が基本料金。すでにエアオンリーの料金を割り込んでおり、日程や滞在日数に問題なければ、一番お得な選択肢になりますね。

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