機中1泊オンリー!バンクーバーからナイアガラへの弾丸ツアー、サンプル日程。霧の乙女号も、もちろん乗船可能!

ナイアガラ
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前回の記事で、バンクーバーからカナディアンロッキーへのバス1泊という無茶な日程をご紹介しましたが、今度はナイアガラで考えてみましょう。さすがにかなり厳しい日程になりますが、「こういうこともできるんだ」という一例としてお考えください。実際、私の友人のように、バンクーバーからナイアガラへ日帰りで行きたいといった人もいるくらいですから・・・

バンクーバーからはトロントへ夜行便で移動

この区間には夜行便が飛んでおり、これを利用するのがミソ。2012年5月現在、以下2本のフライトが運航されています。

AC156 バンクーバー22:30 -> トロント05:50(翌日到着)
AC162 バンクーバー23:15 -> トロント06:35(翌日到着)

飛行時間の上では7時間20分ですが、時差が3時間あるので、実際の飛行時間は4時間20分。寝不足での到着になることは否めません。そのため、このフライトは通称レッドアイ(寝不足で充血した赤い目の状態で到着するため)と呼ばれます。

トロント到着、そしてナイアガラへ

滝を横から見るテーブルロック展望台は、霧の乙女号と並んで、ナイアガラ観光の定番ですね。(C)オンタリオ州観光局

方法は2つあり、バスで一気にナイアガラへ向かう方法。そして、一旦トロントに出て、そこからツアーに乗る方法です。

まず、ナイアガラへ直接向かう方法ですが、ナイアガラエアバス(Niagara Airbus)という会社がナイアガラへのシャトルバスを運行しています。シャトルバスといっても、予約したお客さんを対象にしたバスなので、バス発着のスケジュールはありません。基本3日前までの予約が必要で、その予約してきたお客さんの数や到着フライトに合わせて、バス(クルマやバンのこともある)が配車されるシステムです。予約はナイアガラエアバスの予約サイトにて可能です。料金は荷物の有無など、細かく設定されており、片道$75、往復$119からと表示されています。ディスカウント料金が出ることもあるので、要チェックです。

2つ目のツアーに乗る方法ですが、少々リスクが伴います。
トロント出発の日本語ツアーを前提しますと、トロントのホテルを7時30分ごろに出発します。早いほうのフライトに乗っても、トロント到着時間は05:50。空港からダウンタウンへのバスは30分おきに運行されており、06:20発のバスに乗ると、ダウンタウンのホテルに到着するのが06:55から07:20の間。到着からバス乗車までの30分。そして、ダウンタウン到着が遅いホテルだと07:20ごろの到着。かなりタイトな綱渡り的なスケジュールですね。ちょっとでもフライトが遅れたらおしまいです。

因みにエアポートからダウンタウンへのバスはパシフィックウェスタンというバス会社が運行しており、料金はウェブ提示で片道$22.75です。日本語の観光ツアーは所要時間が10時間程度で、料金は$120.00前後。「ナイアガラ オプショナルツアー」あたりで検索すれば、いくつもの会社がヒットします。日本語観光ツアーだと、霧の乙女号を始め、主だったアトラクションやナイアガラオンザレイクも含まれているので、効率よく回ることができますし、上記ナイアガラエアバスを使ってのダイレクトアクセスよりも、トータルの費用(霧の乙女号の乗船代金や、現地での移動などにかかる費用)は安くなると思います。

トロントからバンクーバーへ最終便で帰途に

最終便とひとつ前のフライトスケジュールを記しておきます。

AC033 トロント20:25 -> バンクーバー22:15
AC151 トロント22:55 -> バンクーバー00:58(翌日到着)

往路とは逆に見た目の飛行時間は短く、2時間切ってますが、実際には5時間弱。これも時差のおかげです。
最終便を利用すると、ナイアガラだと19時半くらい、トロントだと20時半くらいまで楽しめると思います。

というわけで、無茶な行程のご紹介でした。
そういえば、フライト料金を記しておりませんでした。かなり変動するので、目安ですが、最低料金が税金や諸費用も含めて、片道$300.00くらいです。

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