シアトルの観覧車、シアトルグレートホイール

バンクーバー・ローカル情報
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久々にシアトルに行きまして、そこで乗ったのが、港にある観覧車「シアトル・グレート・ホイール(Seattle Great Wheel)」。2012年にオープンした観覧車ですが、私は数年ほどシアトルはご無沙汰だったので、見るのも乗るのも初めてでした。乗ってみた感想を記しておきたいと思います。

場所ですが、シアトルのウォーターフロントで、水族館のそば。目立つアトラクションなので、場所はすぐに分かると思います。

入場料を払って乗り込むわけですが、まず料金が大人13ドルで、子供8.50ドル。子供料金は4歳~11歳と結構小さな子供でも入場料がかかってしまいます。私は奥さんと5歳の子連れなので、合計34.50ドル。これに税金がかかって、合計39.51ドル。ざっくり言えば、親子3人で4000円です。このコスパについては、最後にお話します。

入場料を払うとプラスティックのカードが渡されます。これが入場券なんですが、乗車の際に回収されるので、手元には残りません。

入り口でカードを見せると、すぐに小部屋みたいなところがあって、
「そこの線のところに立ってくださ~い。写真撮りますよ~」って、にこやかなスタッフが写真を撮ります。
なんだいきなり、と思いましたが、まあ、買うも買わないも自由というパターンだろうということで、適当に写真に収まりました。いやなら、ノーサンキューと断っても良いでしょう。

背景は合成でゴンドラの風景が張り合わされるようですが、写真自体は20ドルで販売されていました。
もちろん、私は買っていません。
商魂たくましいというか、後でオンラインでも買えるようになっているみたいです。(参考リンク

さて、私が乗ったのは週末のお昼ごろと、比較的込み合う時間帯と思いますが、待ち時間は20分といったところでした。

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観覧車なんですが、日本のものと少し違います。何が違うかというと、乗りこむ方法です。
日本の観覧車ゆっくりと回っていて、動いているゴンドラから人が降りて、そして次の人が乗り込むという方法。そして、1周したらおしまいですよね。
この観覧車では、完全に止めて、ゴンドラの向こう側で人を降ろし、手前で人を乗せます。1回につき、ゴンドラ5台の乗降を行います。それが済んだら、5台分動かして、また止めて、5台分の乗降を行う・・・こんな感じで乗降が行われます。

下の写真では、ゴンドラ5台分に対して、階段のように乗降口が設けられているのが見えると思います。

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ゴンドラは全部42台あります。ただ、うち1台は革張りバケットシート、ステレオ付きというVIPゴンドラ(値段は1人50ドル+税)があるので、実質41台。8回まわして1台残るという計算です。なので、自分がゴンドラに乗り込んでからも、ちょっと動いては止まって・・・という動作をしばらく味わうことになります。

さて、全部の乗降が完了すると、いよいよ動き始めます。乗車1回につき、3回転させてくれるのですが、これが速い!もう、ぐるんぐるん回っているという感じで、約10分ほどで3回転終了です。観覧車が頂点に達した際に写真を撮ろうと思ったら、手元にカメラを用意しておかないと、あっという間に頂点を過ぎてしまいます。

ちなみに見える風景は、こんな感じです。

まず、北の方向。夏場はクルーズシップが停泊しています。
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そして、南。シアトルマリナーズの本拠地セーフコフィールドと、NFLシーホークススタジアムが見えます。
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そして、西側は海。フェリーや遊覧船が見えます。
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夕方とか夜に乗れば、また違って見えるでしょう。観覧車は夏の毎日や、冬場でも週末は午前0時まで動いているので、夜景も見ることができます。

さて、観覧車のゴンドラ内ですが、定員は8名とのこと。ただ、普通の体格の日本人でも6名くらいが程よい人数。8名だと結構きついですし、体格の良いアメリカ人なら8名は絶対に無理だと思います。

ゴンドラの中はこんな感じです。
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ちなみに、緊急時を除き、ゴンドラは窓が開けられません。ただ、空調が付いているので、適度に調節されています。
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以上、大まかですが、ゴンドラの乗車手順や、乗った感想でした。

さて、内容と料金が見合っているかということですが、正直、私は高いと思います。
これは日本の観覧車の内容や料金と比較してしまうからだと思いますが、日本人旅行者なら、当然そういう視点で見てしまうでしょう。
参考までに、お台場の観覧車と比べてみましょう。

シアトルお台場
料金大人14.89ドル
子供9.73ドル
4歳以上均一
920円
乗車時間10~15分16分
高さ(最高地点)53m115m

料金だけ見ても、シアトルの子供料金がお台場の大人料金くらい。乗車時間は少し比べづらいですし、最高地点についても、見えるものが全く違うわけですから、高ければよいというものでもないでしょうが、やはり、コスパはやや低いというのが正直なところです。

シアトルにはスペースニードルというタワーもあり、こちら20ドルちょっと入れますし、当然高さも高いので、こちらの方がおススメできます。

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