2016年版 カルガリー空港からカナディアンロッキー、バンフ、レイクルイーズへ自力でアクセスする方法


ウォーターファウルレイクスの横を走るブリュースターのバス。ちなみにこの湖はコロンビア大氷原への途上にあり、カルガリー空港からバンフまたはレイクルイーズの途上で見られるものではありません。
ウォーターファウルレイクスの横を走るブリュースターのバス。ちなみにこの湖はコロンビア大氷原への途上にあり、カルガリー空港からバンフまたはレイクルイーズの途上で見られるものではありません。

カナディアンロッキーの人気観光地であるバンフとレイクルイーズ。その玄関口になるのがカルガリー空港です。パッケージツアーではなく、個人旅行の場合、このカルガリー空港からバンフまたはレイクルイーズへのアクセスがカナディアンロッキーへの第一歩。このアクセス方法についてはかなり前に記事にしましたが、今回新たな情報を加え、刷新しました。

※投稿内容は執筆時の情報に基づいています。

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運行会社

下記2社により運行されています。

ブリュースター (公式ホームページ
バンフエアポーター (公式ホームページ

ブリュースター(Brewster)はカナディアンロッキー最大手のバス会社であり、オプショナルツアーやホテル経営も行っています。そして、バンフエアポーター(Banff Airporter)はシャトルバス運行や、小型バスなどのチャーターを行っています。いずれもバンフではよく知られた企業です。

では、料金や運行頻度、その他サービス内容で比較してみましょう。

料金

料金は上段が大人、下段が子供。子供料金の適用年齢は会社により異なります。詳しくは後述。
また、全て税5%が加算されます。

区間 ブリュースター バンフエアポーター
カルガリー空港
⇔キャンモア
$65
$33
$58.95
$29.48
カルガリー空港
⇔バンフ
$65
$33
$60.50
$30.25
カルガリー空港
⇔レイクルイーズ
$90
$45

レイクルイーズに行く場合、選択はブリュースターの一択。なので比較になりません。

その他単純な比較ではバンフエアポーターが安いですね。特にバンフの隣町キャンモアに行く場合、ブリュースターはバンフと同じ料金を適用にするのに対し、バンフエアポーターは若干安くなります。

そして、子供料金の適用範囲ですが、会社により対象年齢が異なります。

適用区分 ブリュースター バンフエアポーター
子供 6〜15歳 2〜12歳
幼児 6歳未満(*) 2歳未満

ブリュースターが6歳から15歳であるのに対し、バンフエアポーターは2歳から12歳と、こちらはブリュースターが好条件。特に中学生のお子さんがいる場合、かなりお得です。

幼児料金については、座席未使用が前提です。いくら、6歳未満が無料でも、4〜5歳のお子さんを膝の上に乗せて、2時間も移動するのは非現実的ですね。仮に席が沢山空いていれば、空いている座席に座らせることも可能ですが、出発時間まで分かりません。お子さんの大きさによっては、幼児料金適用の年齢であっても、子供料金を払って席を確保するほうが確実かも知れません。

バンフエアポーターには15%の割引が受けられるシニア料金があります。対象は65歳以上の方ですが、申し込みは電話受付のみで、オンラインからの申し込みができません。幼児料金適用で乗車される場合もバンフエアポーターの場合、電話受付のみとなっており、申し込みのハードルが高くなります。ご注意ください。

また、ブリュースターには往復割引(15%)が設定されていますが、こちらは窓口または電話予約の場合のみ対象となるので、バンフエアポーターのシニア料金のように少し使いづらい特典です。

キャンセル条件、フライト遅延や欠航の場合の処置

ブリュースター・・・出発時間の90分前まで無料
バンフエアポーター・・・料金の7%相当のキャンセル保険を購入すれば、無料。購入しない場合、1年以内の日付の変更や他の旅行者への譲渡は可能なものの、キャンセル自体は不可。

両社ともにフライトの遅延については、次の便に回すなど、極力便宜を図ってくれます。もちろん、次の便が予約でいっぱいの場合、更に次の便に回されることもあります。フライトの欠航の場合、代替便が確認できた時点で、電話連絡することが推奨されています。バス会社もフライトの遅れは確認できても、欠航となった場合の代替便までは確認できません。

また、フライトの遅延が大きなものとなり、最終バスにも間に合わないようなケースでは、バンフエアポーターは返金。ブリュースターも90分前までのキャンセルなら返金してくれますので、電話連絡し、その旨を伝えることになります。最終バスがなくなるとタクシーで行くしか方法はありません。料金は$300は覚悟しておきましょう。

運行頻度

2016年6月現在、両社ともに1日10往復です。詳しくは各社リンクにてご確認ください。

ブリュースターの時刻表
バンフエアポーターの時刻表

バンフまでの所要時間は両社ともに1時間45分から2時間程度を設定しており、ほとんど大差ありません。ただし、実際の到着時間には多少の差がつくことがあります。車両の関係もありますので、後述します。

バンフでのピックアップ場所

ブリュースター、バンフエアポーターともに、どこでも可能です。住所さえ渡せば、一般住宅への乗車降車も可能です。込み入った場所の場合、小さな車で迎えに来て、バンフの他の場所で空港行きのバスに乗り換えとなります。もちろんこの「小さな車」での部分も料金に含まれます。また、空港からバンフに行く場合も同様で、途中で乗り換えて、宿泊場所に行くケースもあります。

キャンモアに行く場合、このサービスはなく、いずれもコーストキャンモアホテルでの発着のみとなります。

ブリュースターでレイクルイーズに行く場合、シャトーレイクルイーズ、ディアロッジ、レイクルイーズイン、ポストホテル、ホステル、サムソンモールでの乗降が可能です。

ブリュースターでもバンフエアポーターでもバンフから乗車する場合、予約が必要で、その際にピックアップ場所を伝えます。

予約方法、及び予約無しでの乗車の可否

両社ともにオンライン予約が可能。支払いはクレジットカードのみです。公式サイト上からご確認ください。

カルガリー空港から乗車する場合、両社ともにカウンターはターミナルビル1階中央、国際線到着口近くにあります。

カルガリー空港国際線到着口
カルガリー空港国際線到着口

下記、空港地図をご参照ください。

カルガリー空港地図(公式ホームページ/英語)

地図内に5、6の番号がご覧いただけます。大体この番号近く辺りと考えてください。

ブリュースターのカウンター
ブリュースターのカウンター
バンフエアポーターのカウンター
バンフエアポーターのカウンター

国内線で到着した場合、空港の両端のいずれかの出口になります。一部例外はありますが、エアカナダなら、地図上左側のコンコースC。ウェストジェットなら、地図上右側のコンコースAが到着口になります。

地図上左側、主にエアカナダが発着するコンコースCのバゲージピックアップエリア。
地図上左側、主にエアカナダが発着するコンコースCのバゲージピックアップエリア。
主にウェストジェットが到着するコンコースAのバゲージピックアップエリア。
主にウェストジェットが到着するコンコースAのバゲージピックアップエリア。

車両と付帯設備、特典など

お互いのサービスを意識し、かなり似通ったサービスを提供している両社ですが、細かく見ていくと違いがあります。以下一覧でまとめてみました。

項目 ブリュースター バンフエアポーター
車両 56人乗り大型バス 24人乗りまたは
10人乗りミニバス
車内のトイレ あり なし
WIFI あり なし
座席コンセント なし あり
ミネラルウォーター なし 無料サービス

バンフエアポーターは以前ベンチシートのミニバンを使っていたこともあったのですが、小型とは言え、リクライニングシートのバスを使っているので、車両自体に大きな差はないと考えてよいと思います。ブリュースターのバスの外観写真はこの記事のトップにあります。バンフエアポーターのバスは下記リンクをご参照ください。

バンフエアポーター公式サイト 車両紹介ページ

その他の差で言えば、ブリュースターはトイレ付き、WIFI付きのバス。バンフエアポーターはコンセントとミネラルウォーターのサービスがウリです。この辺りは好みの問題ですね。

また、所要時間の説明で、車両の関係もあると申し上げましたが、一般的に大型バスの方が乗り降りに時間がかかります。両社ともにバンフに到着する時間に大きな差はないのですが、入ってから、たくさんのホテルに停車して、お客さんを降ろしていくわけです。それが56人の場合と24人の場合で大きな差が出ることは必然です。もちろん、56人乗りのバスが常に満員というわけではないでしょうから、その時の状況によりますが、あくまで平均値で考えると、バンフエアポーターの方が目的地に早く到着できる可能性が高くなります。

まとめ

どちらの会社も競争相手の利点を取り入れるため、サービスが似通っており、どちらを選んでも大差はありません。しいて言えば、若干料金が安く、早く到着できる可能性の高いバンフエアポーターが一歩リードといったところです。ただ、到着時間にもよりますし、どうしてもWIFIアクセスが欲しければ、ブリュースターの一択になります。

以上、ご参考になれば、幸いです。


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