全日空がバンクーバー線に参入!日本航空、エアカナダと料金、スケジュールを比較

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全日空の羽田~バンクーバー線に投入されるボーイング767-300ER

全日空の羽田~バンクーバー線に投入されるボーイング767-300ER

羽田の昼間枠拡大を受けて、全日空(ANA)は羽田~バンクーバー線の開設を決定。2014年3月30日就航の予定です。

概略はこちらで >>> 羽田からカナダへ。エアカナダと全日空が直行便を就航

これまで、日本航空とエアカナダが成田~バンクーバー便を運航しており、羽田、成田という違いはあれど、競合路線と考えてよいでしょう。

今回はこの羽田線と成田線の料金とスケジュールを比較してみたいと思います。

料金

各航空会社公式サイトにて、4月上旬の平日発着で料金を調べてみました。いずれも、成田または羽田~バンクーバーの往復料金。税・燃油サーチャージ別です。

全日空 47000円
日本航空 50000円
エアカナダ 46000円

数千円の差がありますが、これは今後調整される可能性がありますし、混み具合で料金も変動するので、ほぼ差がないと言って良いレベルだと思います。

現時点では、料金が選択の理由にはあまりなりません。

往路(東京~バンクーバー)の比較

まずは下記の表をご覧ください。

ANA=全日空、AC=エアカナダ、JAL=日本航空

ANA=全日空、AC=エアカナダ、JAL=日本航空

エアカナダは3月29日まで、日本航空とほぼ同じスケジュールで運航される(19:00発11:55着)のですが、3月30日の羽田便就航以降は、同じスターアライアンスグループとしての棲み分けなのか、出発時間が3時間前倒しになります。バンクーバーに早く付きたい人はエアカナダに。ゆっくり東京を出発したい人は全日空に、というメッセージなのでしょう。

日本航空に関しては、航空会社のグループが上記2社とは異なる(ワンワールドグループ)なので、これまでのスケジュールからの大幅な変更もなく、夕刻出発午前到着というスケジュールです。

これによって、成田または羽田から、3社がほぼ3~4時間おきに出発しますし、当然バンクーバーの到着時刻でも、同じような差が付きます。首都圏以外から出発するなら、羽田が当然第一候補となるのでしょうが、バンクーバーの到着時刻から、午前、午後早め、夕刻というパターンを元に選んでも良いかもしれません。

復路(バンクーバー~東京)の比較

下記の表をご覧ください。

ANA=全日空、AC=エアカナダ、JAL=日本航空

ANA=全日空、AC=エアカナダ、JAL=日本航空

往路と同じように、全日空が一番後に出発します。バンクーバーでゆっくりしたいなら、全日空が一番です。ただし、羽田到着が19:05とやや遅く、事実上首都圏在住の方に利用は限られます。日本での国内線乗継があるなら、一番早く到着するエアカナダの利用が一番安心です。仮に成田から羽田までリムジンバスで移動したとしても、17:30くらいには羽田に到着できるので、かなりの国内線に乗り継ぎが可能です。

日本航空については、成田を出発する夕刻便への乗り継ぎに限ります。これまでと変わらず、札幌、中部、大阪、福岡などへの乗り継ぎが可能です。

以上、フライトスケジュールなどは、2013年12月現在のものです。ご利用の際には、最新のスケジュールをご確認ください。

コメント

  1. イワイ より:

    個人(夫婦)でカナダ・ホワイトホースへ行きたいと思い検討しておりますがエアカナダを利用してバンクーバーで同社便に乗り継ぎたいのですが80分では
    初心者(英会話不可)では無理でしょうか。個人旅行の問い合わせはダメですと書いてありましたが質問してしまいました。

    • Blue Works より:

      イワイ様

      お問い合わせフォームでの個別のご相談はお受けしておりませんが、コメント欄でのご質問に付きましては、大丈夫ですよ。

      さて、お問い合わせの件ですが、英会話のレベルの問題よりも、バンクーバー空港での入国手続きの混雑が大きく影響し、80分はやや苦しいと思います。
      時期や到着時間によって、混雑の程度は大きく変わるのですが、夏の最盛期で、同じ時間帯にアジアからのフライトが一気に到着した場合、入国審査は大混雑し、フライト到着後、入国審査官と話をするまでに、1時間かかるようなことがあっても、珍しくありません。
      この後、荷物を取って、国内線に移動する手間を考えると、やはり最低2時間は見ておきたいところです。

      以上、ご参考になれば、幸いです。

      管理人

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