2016-17年シーズン イエローナイフに行くフライト乗り継ぎパターンのまとめ

イエローナイフのオーロラ観賞地、「オーロラビレッジ」でのオーロラ (C) Hideyuki KAMON (Flickr: Northern Lights @ Aurora Village) [CC BY-SA 2.0], via Wikimedia Commons
イエローナイフのオーロラ観賞地、「オーロラビレッジ」でのオーロラ (C) Hideyuki KAMON (Flickr: Northern Lights @ Aurora Village) [CC BY-SA 2.0], via Wikimedia Commons

冬場にアクセスをたくさんいただく記事ですので、今シーズンのパターンもご紹介したいと思います。
*フライトスケジュールや利用機材の変更が行わることもあります。ご利用前に各航空会社の公式サイトなどで、最新の情報をご確認ください。

※投稿内容は執筆時の情報に基づいています。

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成田・羽田⇔カルガリー・バンクーバー

日本からの直行便は成田及び羽田発着のみ。2016年シーズンよりエアカナダによる関空便が就航しましたが、夏場の観光シーズンのみ。冬場は東京の両空港からの発着のみとなります。
カナダでは3月12日未明に夏時間への変更があるため、発着時間が1時間ずれます。()内に記している時間が3月12日以降の発着時間です。

カルガリー発着便

成田発カルガリー行き エアカナダ週3本(水・金・日)
AC10 16:10 > 09:45(10:45)

カルガリー発成田行き エアカナダ週3本(火・木・土)
AC09 11:45(12:45) > 14:40+1

バンクーバー発着便

成田発バンクーバー行き エアカナダ・日本航空(ともに毎日運航)
AC04 19:00 > 10:40(11:40)
JL18 18:40 > 10:35(11:35)

バンクーバー発成田行き エアカナダ・日本航空(ともに毎日運航)
AC03 13:50(14:50) > 16:40+1
JL17 13:10(14:10) > 16:30+1

羽田発バンクーバー行き 全日空(毎日運航)
NH116 21:45 > 13:35(14:35)

バンクーバー発羽田行き 全日空(毎日運航)
NH115 15:05(16:05) > 18:30+1

イエローナイフへの国内線がエアカナダなので、成田~バンクーバーで日本航空を利用すると航空会社が変わり、一括料金にならないため、エアカナダを通しで買った方が安くなることがほとんどです。

全日空もエアカナダと同じスターアライアンスグループなので、通しのチケット購入が可能ですが、バンクーバー到着が遅く、乗り継ぎが限られるのが難点です。

国際線で日本航空を使い、カナダ国内線のLCCであるウェストジェットを使う方法もありますが、バンクーバーで同日乗継ができず、日本から直接イエローナイフに行く場合、バンクーバーで1泊を強いられるため、あまり現実的ではありません。詳しいスケジュールは後述します。

この後、国内線に乗り換え、イエローナイフを目指すわけですが、カルガリーからはイエローナイフへの直行便があるので、成田~カルガリーの直行便利用が最短時間でのアクセスとなります。ただし、カルガリーの乗り継ぎ時間がかなりきびしくなります。(詳細は後述)運航曜日に出発日を合わせて申し込むのも手ですが、パッケージツアーの場合、申し込み段階ではフライトまで確約してもらえないと思います。どうしてもカルガリー直行便が良いなら、自分で航空券だけを手配して、現地宿泊パッケージを申し込むのもひとつの方法です。(イエローナイフのオーロラ観賞に自力で行くと料金は安くなる?の記事をご参照ください)

イエローナイフ行きのフライト一覧

主要都市の位置関係と所要時間(C) Blue Works

エア・カナダを始め、いくつかの航空会社でイエローナイフへのアクセスが可能です。

エアカナダのイエローナイフ行き

まずはエアカナダです。パッケージツアーに参加すると、十中八九エアカナダの国内線利用で決まりです。

カルガリー発イエローナイフ行き
AC8233  11:00  >  13:35
AC8223  17:10  >  19:45
AC8225  18:00  >  21:40(エドモントン経由)

成田~カルガリー直行便に乗って、AC8233に乗り継ぐのがベストですが、乗り継ぎ時間は1時間15分。かなりきつい乗り継ぎ時間ですが、不可能ではありません。航空会社は各空港での乗り継ぎパターン(国際線到着⇒国内線出発など)によって、最低乗り継ぎ時間(MCT=Minimum Connection Time)というものを設定しており、エアカナダでの、カルガリー空港での国際線到着から国内線出発のMCTは60分です。ちなみにエアカナダの公式サイトでフライト検索をかけると、成田〜カルガリー〜イエローナイフで、この1時間15分の乗り継ぎパターンが表示されます。このことから、この乗り継ぎが「一応可能」であると言えます。ただ、自分自身このパターンで予約するかと言えば、私ならしません。入国での手続き時間やフライトの多少の遅れなどを考えると、1時間15分はリスクが高過ぎです。乗り継ぐことができない場合、自分自身で航空会社に交渉し、代替フライトを決めなくてはならないので、注意が必要です。

実際、この乗り継ぎパターンはかなりリスキーなので、パッケージツアーではまず利用されません。パッケージツアーの場合、17:10発のフライトになるでしょう。

そして、使用機材が小型であることも留意すべき点です。

イエローナイフ線に使用される機材、Q400 (DHC-8-Q400)。写真は全日空のものですが、エアカナダでも同じ機材を利用。
イエローナイフ線に使用される機材、Q400 。写真は全日空のものですが、エアカナダでもほぼ同型の機材を利用。

イエローナイフ線に利用されるのは、ほとんどがこのプロペラ機のDH4シリーズです、座席数は74席しかなく、かなり競争率が高そうなフライトです。取れないことも多々あるでしょう。

また、バンクーバー経由の場合、バンクーバーでの乗り継ぎ、カルガリーまでの移動時間(1時間25分+時差1時間)を考えると、最初から17:00発のAC8223が第一候補となります。ちなみにバンクーバーからはエドモントンへのアクセスも可能ですが、その場合でも、エドモントン経由のAC8225の利用となるため、カルガリーでの乗り継ぎよりも現地到着時刻が早くなることはありません。

このように、成田~カルガリー直行便を利用し、最低乗り継ぎ時間で移動した場合、イエローナイフには14:00ごろに到着しますが、バンクーバー経由の場合、最も早くても19:31着。現地到着時間で5時間弱の開きが出ます。

フライト乗り継ぎパターン想定
成田 16:10 > 09:45 カルガリー 11:00 > 13:35 イエローナイフ(カルガリー乗り継ぎが厳しいので、要注意)
成田 16:10 > 09:45 カルガリー 17:10 > 19:45 イエローナイフ
成田 19:00 > 10:40 バンクーバー 13:05 > 15:30 カルガリー 17:10 > 19:45 イエローナイフ
羽田 21:45 > 13:35 バンクーバー 15:55 > 18:25 エドモントン 19:30 > 21:40 イエローナイフ
*バンクーバー⇔エドモントン、バンクーバー⇔カルガリーは他にもフライトのチョイスがあります。これらは一例です。

パッケージツアーを利用すると、フライトが確定するのは最終日程表をもらった時点であることが一般的です。そして、この最終日程表は申し込み時にもらえることはなく、出発の2週間前くらいに確定します。フライトひとつで現地で過ごす時間が大きく異なるので、イエローナイフに到着する時間を確定させたい場合、パッケージツアーではなく、航空券だけを確保し、現地パッケージなどを利用する方法がおススメです。

ファーストエア

さて、年末年始などの繁忙期では、エアカナダの国内線が取れないケースが出てきます。そこで利用されるのがノースウェスト準州をテリトリーとするファーストエアです。

機体はボーイング737。100席前後あるので、エアカナダより大型。(C) Alasdair McLellan
機体はボーイング737。100席前後あるので、エアカナダより大型。(C) Alasdair McLellan

エドモントン発イエローナイフ行き
7F953/7F955 07:30 > 09:25(土・日曜以外運航)
7F951 06:00 > 07:55(水曜のみ運航)
7F953 14:30 > 16:25(日曜のみ運航)
7F957 15:00 > 17:55(月・火曜のみ運航)

事実上利用できるのは14:30発と15:00発のみです。

カナディアンノース

ノースウェスト準州をテリトリーとするもうひとつの航空会社です。

こちらもボーイング737で運行されるカナディアンノース (C) markyeg
こちらもボーイング737で運行されるカナディアンノース (C) markyeg

カナディアンノース エドモントン発イエローナイフ行き
5T444 07:45 > 09:38(毎日運航)
5T446 08:15 > 10:05(土曜のみ運航)
5T422 17:50 > 19:39(日曜のみ運航)
5T422 19:50 > 21:39(水曜のみ運航)

夜の便のみ、利用するケースがありそうです。

ちなみにパッケージツアーでカナディアンノースやファーストエアの利用する場合は、エアカナダが取れない場合のやむを得ない手配です。これを使うとツアーによっては旅行会社も赤字になるので、よほどのことがない限り、パッケージツアーで使用されることはありません。

カナダLCCの元祖、ウェストジェット

ウェストジェットの機材はほぼ100%がボーイング737.(C) WEST JET by "Fast" Eddie Maloney
ウェストジェットの機材はほぼ100%がボーイング737.(C) WEST JET
by “Fast” Eddie Maloney

ウェストジェットでも、バンクーバーやカルガリーからイエローナイフへのアクセスが可能です。ただ、正直あまり使えません。

バンクーバー発
WS108 07:45 > 10:16(エドモントン)11:05 > 12:53

カルガリー発
WS3177 21:55 > 00:32
WS3394/WS108  07:00 > 08:01(エドモントン)11:05 > 12:53

ご覧のように、バンクーバー発はエアカナダ、日本航空ともに、成田からのフライト到着以前に出発しているので、同日乗り継ぎは不可です。カルガリーからイエローナイフへのアクセスも朝早過ぎるパターンか、深夜到着になるパターンのいずれか。前者は成田からのフライトでは乗り継げませんし、後者では到着日にオーロラ観賞できず、事実上、これらのフライトの利用は現実的ではありません。

イエローナイフからの出発フライト一覧で、現地出発時刻を推定

エアカナダ

早朝出発はエドモントン行きとなり、カルガリーへの直行便はありません

AC8226 06:00 > 08:10 エドモントン

午後にはカルガリーへの直行便がありますが、日本に帰国する場合、カルガリー・バンクーバーのいずれのフライトにも乗り継ぎできません。
AC8234 14:05 > 16:34
AC8224 20:15 > 22:44

同日で日本に帰国する場合、カルガリー便にせよバンクーバー便にせよ、朝イチのフライトの一択です。イエローナイフの空港は町からクルマで5分ほどですが、それでもかなり早起きが必要。加えて前夜はオーロラ観賞をしていて、ホテル戻りは深夜1時でしょうから、寝る時間は数時間と考えたほうが良いでしょう。機内で睡眠時間を取り戻しましょう。

カルガリー経由で帰国するパターン
AC8226 06:00 > 08:10 エドモントン AC8137 09:30 > 10:24 カルガリー AC09 11:45(12:45) > 14:40+1 成田

バンクーバー経由での帰国パターン
AC8226 06:00 > 08:10 エドモントン AC8137 10:20 > 11:06 バンクーバー AC03 13:50(14:50) > 16:40+1 成田

バンクーバーに立ち寄る場合でも、イエローナイフ午後出発のフライトだとバンクーバー到着が夜になるので、やっぱり朝イチのフライトしかありません。上記バンクーバー経由での帰国パターンのバンクーバーまでのスケジュールと同じ行程でのバンクーバー到着となります。

ファーストエアとカナディアンノース

さて、ファーストエアやカナディアンノース復路のスケジュールをチェックしてみましょう。

ファーストエア イエローナイフ発エドモントン行き
7F958 14:00 > 15:55(木曜のみ運航)
7F954 17:45 > 19:40(日・月・火・木曜運航)
7F1439 20:15 > 21:56(月曜のみ運航)
7F956 20:45 > 22:40(水・金曜運航)
7F958 21:15 > 23:10(月・火曜運航)

カナディアンノース イエローナイフ発エドモントン行き
5T445 16:15 > 17:59(月・金曜運航)
5T445 17:25 > 19:09(火・水・木・日曜運航)
5T447 17:35 > 19:19(金曜のみ運航)
5T445 17:45 > 19:29(土曜のみ運航)
5T451 18:35 > 20:19(水曜のみ運航)
5T439 21:15 > 22:56(木曜のみ運航)

ファーストエア、カナディアンノースともに、早朝にフライトはなく、いずれも午後か夕刻からのフライトのみなので、利用することはほとんどないと思います。

ウェストジェット

こちらのスケジュールも確認してみましょう。

ウェストジェット イエローナイフ発カルガリー行き
WS3176 05:30 > 07:55

このフライトであれば、カルガリー・バンクーバー双方の国際線に乗り継ぐことができるので、エア・カナダが取れない場合に利用するケースがあるかもしれません。

以上、イエローナイフ発着フライトのまとめでした。
一番良い乗り継ぎパターンを使って、現地での滞在を思いっきり楽しんでください!