サンディエゴ旅行記6 レゴランド

ファミリー、キッズ向け情報
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サンディエゴ旅行記5 レゴランドホテル、レストラン の記事からの続きです。

レゴランドホテルに1泊した翌日、丸一日レゴランドで過ごしましたので、その感想やレゴランドホテル宿泊者の特典などについてご紹介します。

レゴランド入場にあたって

入園時には手荷物検査があります。

入園時には手荷物検査があります。

レゴランドの開園時間はシーズンによって異なります。お出かけ前に公式サイトでご確認ください。

チケットは現地でも購入可能ですが、オンラインでの事前購入に比べて高いのと、購入するのに時間が掛かることもあるので、オンラインで事前購入がおススメです。私の入園時にはレゴランドのチケットでオンラインの事前購入が大人$88.00、現地購入が大人$93.00でした。オンラインのチケットはメール添付のPDFファイルで送付されてくるので、それを印刷して持参するだけです。現地でチケットに交換する必要もありませんから、チケット購入の列に並ぶ、時間節約にもなりますね。

私はウォーターパークと水族館にも入る予定だったので、レゴランド、ウォーターパーク、水族館への2日間チケットをオンラインで$102.00(現地購入価格$117.00)を購入しましたが、レゴランドのみの入園を考えていて、なおかつ、動物園、シーワールドなどサンディエゴの他のアトラクションへの入園も考えているのであれば、様々なアトラクションに入場可能なGo Cardの購入でも良いと思います。

San Diego Go Card

レゴランドホテル宿泊者の特典

宿泊者用のゲート。スタッフに場所を聞かないと見つけられないほど、目立たない。

宿泊者用のゲート。スタッフに場所を聞かないと見つけられないほど、目立たない。

レゴランドホテルに宿泊すると、通常の入場ゲートとは別の、水族館の横の小さな門から、一般の開門時間よりも早く入場できます。どれだけ早く入場できるかは、シーズンによって異なります。ホテルのロビー付近に表示されていますし、フロントやコンシェルジュで聞けば、教えてくれます。

また、開園しての一定時間はホテル宿泊者のみがアクセス可能なエリアがあり、待ち時間ゼロでアトラクションを楽しむことができます。

……というわけで、このメリットを実際に体験してみましたが、いろいろと問題もありました。これがいつものことなのか、私達が入園した時に限って起こったものなのかが明確ではないのですが、その顛末を記しておきます。

私達が宿泊した際は、15分早く入場できるということだったので、20分前から門の前でスタンバイ。15分前に中に入れてもらえましたが、入ってすぐの場所で、また待たされました。

中に入って待たされているところ。

中に入って待たされているところ。

開園の準備が整わず、待たされているところ、その2。

開園の準備が整わず、待たされているところ、その2。

どうもアトラクションの準備が整っていないということで、待たされたようですが、段取りが良くありません。そうこうしているうちに一般開園時間の9時になり、ホテル宿泊者専用ゲートでは待たされているのに、一般ゲートはオープンし、そちらから続々と入園者が入ってくるという事態に。

結局、そのすぐ後にホテル宿泊者も入場できましたが、15分前に入れてもらった意味が全くありません。これなら、20分前に待つ必要はなく、9時に来ても十分でした。実際にクレームを上げているお客様多数……。

私たちは文句を言っている時間が無駄だったので、ホテル宿泊者のみがアクセス可能なエリアへ向かいました。さて、アクセス可能なエリアですが、まずは以下のレゴランドの地図を御覧ください。

レゴランド・カリフォルニア公式マップ

私たちが入園した日はオープンから1時間、午前10時まで、一般入場者がアクセスできるのは入場ゲート近辺のみで、乗ることのできる乗り物は実質コーストクルーズという園内中央の池の遊覧船のみ。あとはレゴのキャラクターと写真を撮ったり、ギフトショップに入るくらいしかできません。コーストクルーズは入場者が一気に集中したので、あっと言う間に1時間待ちになっていました。

対して、ホテル宿泊者は園内入って左側のエクスプローラー・アイランド、レゴフレンズ・ハートレイクシティの2つのエリア全域、そしてファンタウンにあるKid Power Towersというアトラクションのみアクセス可能。当日のオープン時間9時から10時まで、このエリアは宿泊者のみがアクセス可能だったので、このエリアの乗り物は1時間ですべて回ることができました。

10時を過ぎて、一般入場者が流れていくると、エクスプローラー・アイランドのコースターサウルスやサファリトレックといった乗り物は1時間待ちになっていたので、限られた一角とは言え、ホテルゲストのみがアクセス可能なエリアがあるというのは、大きなメリットと言えます。

逆に言うと、レゴランドホテルに宿泊せず、普通にレゴランドにアクセスする場合、当日のオープン時間よりも、全エリアにアクセス可能になる時間を事前にチェックしておいた方が、より効率的に回ることができます。仮にオープンと同時に入っても、乗ることができる乗り物がコーストクルーズだけでは、早く入場する意味があまりありません。ちなみにコーストクルーズには夕刻に乗りましたが、待ち時間ゼロでした。

レゴランドの回り方

上で紹介した地図をもう一度ご参照ください。

レゴランドは中心にコーストクルーズで回ることができる池があり、その周囲を取り囲むように、アトラクションがあります。ですから、この池に沿って、時計回りで回るか、反時計回りで回るかということがになります。どちらで回るかは乗りたいアトラクションの優先順位によって変わると思いますが、私は娘がレゴフレンズの大ファンだったので、自ずと時計回りで周り、Heartlake Cityにまず行きました。女の子だと、このまわり方が鉄板かもしれません。

一日回ってみると、人気の高いアトラクションは待ち時間が1時間を越えることもザラだったので、そうしたものを最初に回ってしまうのも一案です。

では、次にアトラクションを紹介します。

アトラクションは小学校低学年以下向けが大半

エクスプローラーアイランドにあるフェアリーテイルブルック。船に乗って、レゴで作られたお伽話のシーンを見ていきます。

エクスプローラーアイランドにあるフェアリーテイルブルック。船に乗って、レゴで作られたお伽話のシーンを見ていきます。

レゴランドにはたくさんのアトラクションがありますが、小さな子供向けのものがほとんどです。乗り物によっては年齢の上限が設けられているものがあって、大人はもちろん、13歳以上は不可といったものもあります。逆に身長制限があって、小さなお子さん一人では乗ることができないアトラクションもありますが、親が同伴であれば、問題ないものがほとんどです。総じて、小学校高学年以上のお子さんには刺激が少ないと思いますので、連れて行くなら、お子さんが小さなうちです。

レゴランドは9つのセクションに分かれています。では、それぞれのセクションについて、入り口から時計回りで順番に、混みあうアトラクションや特徴をご紹介します。
※混雑状況などは、私が入園した、「3月春休み中の平日」、という経験に基づきます。いつも同じとは限りませんので、ご了承ください。

The beginning(入場ゲート付近)

入場ゲート付近にて。

入場ゲート付近にて。

ここにはアトラクションやなく、ギフトショップや軽食スタンドがあるだけです。開園すぐには、レゴムービーなどのキャラクターがいたり、レゴでできたレゴフレンズのキャラクターがあるので、写真スポットに最適。ただ、写真ばかり過ぎると、ここにあるThe Big Shopはレゴランド内最大のギフトショップです。東京ディズニーランドのように、閉園前はめちゃ混みということはありませんでした。

エクスプローラー・アイランド(Explorer Island)

入口近くということもあって、混み合います。特にSafari TrekとCoastersaurusの2つ。午前11時頃には1時間待ちになっていました。これらに乗りたいのなら、早めに済ませておくのが得策です。

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サファリトレック

サファリトレック

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コースターサウルス

コースターサウルス

レゴフレンズ・ハートレイクシティ(LEGO Friends Heartlake City)

ハートレイクシティのエリア全景

ハートレイクシティのエリア全景

乗り物と呼べるのはMia’s Riding Campというメリーゴーランドのみ。混雑はそれほどでもありませんでした。

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レゴフレンズのキャラクターが至るところに。

レゴフレンズのキャラクターが至るところに。

このエリアでは1日4回、LEGO Friendsのキャラクターショーがあるので、見たい場合は、その時間を確認しておいてください。

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また、レゴランドホテル宿泊者はLEGO Friendsのキャラクターとバックステージで会うことができます。場所はトイレの横の奥まった場所ですが、ちょっと分かりづらいです。スタッフに聞けば、すぐに教えてくれますので、現地で確認してください。

ホテルからもらったバックステージへのアクセス券

ホテルからもらったバックステージへのアクセス券

また、このエリアに隣接して、DUPLO Playtownという幼児向けの公園があります。

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幼児向けの小さな滑り台などがありますが、小学校低学年くらいお子さんなら、遊びたがるかもしれません。うちの娘(7歳)は結構遊んでました。

ファンタウン(Fun Town)

このエリアで人気なのはDriving SchoolとSkipper School。

子供が自分で運転するDriving School

子供が自分で運転するDriving School

Driving Schoolはその名の通り、車の運転アトラクション。結構列が長くても、約5分で30人くらいの運転手を総入れ替えするので、結構列は早く進みます。ちなみにこれは6歳から13歳までのアトラクションですが、5歳以下のお子さんにはJunior Driving Schoolという小型のコースが隣りにあります。

船が反対方向を無いてしまって、どうにもならなくなってしまっている船も……

船が反対方向を無いてしまって、どうにもならなくなってしまっている船も……

Skipper Schoolはとにかく船が遅いのと、子供には結構操縦が難しいので、列の進み方がものすごく遅いです。列の長さは大したことないのに、45分待ちくらいが当たり前でした。

パイレーツショア(Pirates Shore)

海賊がテーマのエリアですが、濡れるアトラクションが多く、混み具合は天候に左右されます。私たちはSplash Battleという船に乗って放水銃で打ち合いをするアトラクションに乗りましたが、肌寒い日だったので、待ち時間ゼロで乗ることができました。このアトラクションは見物客が外から放水銃で打つこともでき、そちらの方が水圧が強いので、ずぶ濡れにされてしまいました。むしろずぶ濡れになりたい!という暑い日なら、きっと人気の高いアトラクションなのでしょう。

キャッスルヒル(Castle Hill)

このエリアでうちに娘がお気に入りだったのが、The Hideaways。

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滑り台とか縄ばしごとか、規模が大きいとはいえ、そのへんの公園にもありそうなもの。わざわざレゴランドに来てまで、なんでこんな他愛のないものを……というのは大人の見方でしょうか。まあ、勝手に遊んでくれるので、大人は一休みできます。

ちなみにこのエリアでの一番人気はThe Dragonというコースターで、1時間待ちでした。

ランドオブアドベンチャー(Land of Adventure)

ここでは、Lost Kingdam Adventureが一番人気。1時間待ちは普通です。ただし、このアトラクションの列にはレゴの遊び場があり、子供たちは待っている時間が苦になりません。どうせ待つなら、ここを後回しにするのが良いと思います。

列の横に作られた子供の遊び場。どうせなら、人気アトラクション全てに作って欲しいものです。

列の横に作られた子供の遊び場。どうせなら、人気アトラクション全てに作って欲しいものです。

車に乗ってアドベンチャー体験するアトラクション

車に乗ってアドベンチャー体験するアトラクション

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ミニランドUSA(Miniland USA)

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レゴで作った全米の風景のミニチュアです。スターウォーズのミニチュアも併設されています。Coast Cruiseを除き、基本的にはただ見るだけのエリアなので、待ち時間はなし。空いた時間に行けば良いでしょう。

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前述のとおりCoast Cruiseは朝一は混みますが、午後遅くなったら、待ち時間なしです。

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Coast Cruiseの船

Coast Cruiseの船

ミニチュアのニューヨークを船から見ることができ、実物を海から見ているような感じで見られます。

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イマジネーションゾーン(Imagination Zone)

やっぱりコースター系は人気高し。LEGO TECHNIC Coasterは常に1時間以上の待ち時間でした。レゴランドにはコースターが3つあり、どれも絶叫系からはほど遠いものなのですが、その中で一番ハードなのが、このコースター。逆に一番ソフトなのはCoastersaurusです。そして、この一角には4Dシアターがあります。私が入園した日にはレゴムービーの10分ほどの映画が上映されていました。列が結構長くても、シアター内にはかなりの人数を収容できるので、上映ごとにかなりの人数を捌くことができ、列の長さの割には待ち時間は短くてすみます。

また、このエリアに隣接して、LEGO Ninjago Worldという新しいゾーンが2016年5月5日にオープンするようです。Ninjagoは男の子向けのブランドなので、アクション系のアトラクションができるようです。

やはり人気のアトラクションでは1時間くらい待つことが当たり前でした。待つのが嫌だという方は、Reserve ‘N’ Rideという端末をレンタルすることで、待ち時間を短縮できます。お値段によって短縮の度合いが異なります。詳しくは公式サイトにてご確認ください。

ランド内での食事

店の周りでは、BBQの匂いがプンプン

店の周りでは、BBQの匂いがプンプン

ハンバーガー、ホットドック、パスタといった定番メニューがほとんどです。LEGO Friends Heartlake Cityのラーメン屋があり、話の種に食べてみたかったのですが、なかなかタイミングが合わず、結局味見できませんでした。結局ランチを食べたのは、BBQの芳醇な匂いに魅せられ、Castle HillにあるKnights Smokehouse BBQをチョイス。

テイクアウト方式の店内

テイクアウト方式の店内

ビーフブリスケットとフライドポテトという超ジャンキーなお食事です。

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キッズメニューはチキンフィンガー(チキンのフライ)とフライドポテトという、これまたジャンキーなお食事。キッズメニューには、プルポークなどもあり、フライドポテトはフルーツに変更可能です。うちの奥さんはキッズメニューでポークとフルーツにして、ちょうど良かったと言ってました。女性なら、それくらいの量で良いのかもしれません。

ちなみにレゴランドでは、お弁当や外からの食べ物の持ち込みは、飲料水以外、原則禁止です。

こうして、朝9時の開園から夜7時の閉園までたっぷりレゴランドを満喫しました。娘はもっといたかった~と泣きを入れていましたが、レゴランドだけなら、1日で十分だと思います。

次の記事はサンディエゴ郊外のラホーヤと宿泊したホテルについてご紹介します。

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