コロナウィルス感染症で外国人のカナダ入国は事実上不可能に。
カナダ人や永住権保持者でも14日間の自宅待機が必須

7月12日更新

現在カナダの殆どの地域にて経済活動が再開していますが、州を越える移動も推奨おらず、ソーシャルディスタンスのキープなど、これまで実行されていた感染予防対策が推奨されている状態なので、当面カナダへ旅行や留学目的の渡航は不可能と考えてください。

いつになったらカナダへ旅行や留学、ワーホリで行けるのか?以下、別記事にまとめました。

ちなみに私が住むバンクーバーがあるブリティッシュコロンビア州政府は12ヶ月から18ヶ月の海外旅行を非推奨としています。つまり海外からの旅行者受け入れも向こう1年は積極的に行わないということでもあります。

航空券のキャンセル・変更について、各航空会社の対応は後ほど説明します。

カナダのコロナ感染者数や主な地域での対策についてご紹介します。

感染者数

7月12日午前10時00分(バンクーバー時間)での数値です。実態を分かりやすくするために、累計とともに現在治療中の患者数を提示しています。

累計感染者数お亡くなりなった方現在治療中の患者数
107,569人8,780人27,322人

お亡くなりなった方のご冥福をお祈りします。

現在のカナダの様子

非常事態宣言が発令されていたカナダですが、州政府によりほとんどの州ではすでに自主規制が緩和されています。ただ、経済活動の再開については段階的に行われます。ただし、今後もソーシャルディスタンスを保つ、手洗いの励行など、現在のライフスタイルは維持することが求められています。

州により多少内容は異なりますが、初期段階でコロナウィルス以外の外来患者診察、歯科や眼科などその他医療施設が解禁され、順次または並行して、アウトドア関連施設のオープン、同時または次の段階で小売業やレストランの営業が解禁されます。

大規模なイベントは自粛、基本的には州内での経済活動、レジャーに留めることが推奨されています。

ノバスコシア州、ニューブランズウィック州、ニューファンドランド&ラブラドル州、プリンスエドワード島の4州は7月3日より4州内に限り、州をまたぐ移動を解禁。

休校措置については州により対応が異なり、9月の新学期まで休校措置が取られるという見方が大勢を占める場所もあれば、小学校のみオープンする場所もあります。

現在のところ、カナダ全土で経済活動を再開しています。州により感染者数は大幅に異なり、経済活動のステージも異なりますが、どの州政府の見解でも、生活が元に戻ることは当分の間ないとの認識です。

各航空会社の対応

日系航空会社はキャンセル料免除でキャンセルできるケースがほとんどです。エアカナダは手数料無しでの変更で対応しています。

以下、それぞれの航空会社の対応ですが、旅行会社やチケット販売専門店などで購入された場合、条件が異なるケースがあります。チケットを購入された店舗にお問い合わせください。

エアカナダ

2020年3月1日以降に予約された航空券は手数料免除でキャンセルした日付から24ヶ月以内に出発する航空券の料金に充当可能です。手数料無しでの完全キャンセルは不可です。

6月26日の報道で、エアカナダはEU諸国、アイスランド、スイスから出発し、カナダに向かうチケットに対して、返金する旨を発表したそうです。
ただし、対象はこれらの国から「出発」することが前提で、例えば、カナダからEU諸国に向けてのフライトチケットは対象になっていません。
日本出発のフライトについては、変更はありません。

これまで感染防止対策として3席並びの中央を空けていましたが、7月1日より全席販売となります。

エアカナダのサイトで購入した場合、サイト内で変更可能です。

COVID-19 最新情報(エアカナダ公式)

旅行代理店やチケット専門のオンラインサイトなどで購入された場合、購入した会社への確認が必要です。一部対応が異なる場合があります。

エアカナダの日本へのフライトは現在週5便です。ただし、状況に応じて常に変更されるので、ご注意ください。

  • 成田〜バンクーバー 週5便運航

羽田〜トロント便は7月より再開予定でしたが、保留となっています。

成田〜モントリオールも同様に現在運休です。

関空〜バンクーバーについては、公式発表はありませんが、元々秋までの季節運航でしたので、今シーズンの運航は全面キャンセルになると予想しています。このままでは来季の運航も厳しいかも。

国内線も大幅に運航が縮小されていますが、州をまたぐ移動が推奨されていないため、それほど便数は増えていません。ただし、このあたりの対応はまだ流動的です。

日本航空

2020年8月31日出発分のチケットまで手数料無しでのキャンセル、または出発日の変更が可能です。

日本航空のサイトで購入した場合、公式サイト内でキャンセル可能です。以下公式サイトでご確認ください。

新型コロナウィルス拡大に伴う国際線航空券の取り扱いについて(日本航空公式)

旅行代理店やチケット専門のオンラインサイトなどで購入された場合、購入した会社への確認が必要です。一部対応が異なる場合があります。

以下、7月いっぱいまでの運航スケジュールが発表されています。

  • 成田〜バンクーバー 6月30日まで
    17便(成田行き)日曜のみの運航
    18便(バンクーバー行き)土曜のみの運航
  • 成田〜バンクーバー 7月1日から7月31日まで
    17便(成田行き)木曜、日曜のみの運航(7月2日発は運休)
    18便(バンクーバー行き)水曜、土曜のみの運航(7月1日発は運休)

全日空

2020年8月31日出発分のチケットまで手数料無しでのキャンセル、または出発日の変更が可能です。

全日空のサイトで購入した場合、サイト内でキャンセル可能です。以下公式サイトでご確認ください。

新型コロナウィルスによる肺炎の発生に伴う国際航空券の特別対応について(全日空公式)

旅行代理店やチケット専門のオンラインサイトなどで購入された場合、購入した会社への確認が必要です。一部対応が異なる場合があります。

以下、7月いっぱいまでの運航スケジュールが発表されています。

  • 羽田〜バンクーバー 7月31日まで月・水・金曜日の週3回運航

まとめ

経済活動を徐々に拡大しているカナダですが、感染者数は減少しており、収束の方向へ向かっているようです。特に、プリンスエドワード島やニューブランズウィック州など大西洋岸の州、ユーコンやノースウエスト準州などの北部地域では感染者数がほぼゼロと言ってもよいレベルなので、規制を大幅に緩和しつつあります。

しかしながら、州を跨いでの移動は推奨されておらず、国境をオープンするのはまだ先になるでしょう。