VIA鉄道カナディアン号 乗車記その5 スカイラインカーと朝食

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VIA鉄道カナディアン号 乗車記その4 シャワーとトイレからの続き

昨晩は23時くらいにベッドに入りました。途中、列車の揺れでまどろむことがあったものの、ほぼ熟睡。人家の少ないエリアを走っていることもあり、窓のブラインドを下ろさずに寝たら、朝5時ごろの夜明けとともに目が覚めました。

早朝ということもあり、隣の「貸し切り」扱いのスカイラインカーも誰もいないだろうと思い、足を運ぶと、やはり無人。
ちょうど、列車はカムループスレイクの湖畔を走行中でしたので、車窓を眺めながら、スカイラインカーを満喫。このスカイラインカーのドーム部分から窓越しに撮った写真が文頭のものです。

では座席をご紹介します。

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ヘッドレストなしで、テーブルなどもありません。なので、長時間の着席には不向きです。ただし、風景の良い場所を走行中には、一番眺望の素晴らしい席なので、なかなか席を離れずらいものがあります。

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貸し切りツアーのお客さんらしき、おばさんがやってきたので、退散します。

さて、スカイラインカーですが、横から見ると、以下のようなレイアウトになっています。

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2階ドーム部分の真下は簡単な調理のできる厨房になっており、コーチクラス中のスカイラインカーでは軽食の販売が行われます。(詳しくは後述)
※寝台車クラスでは、食事が含まれており、クッキーや軽食が常に用意されているので、軽食の販売は行われていません。

では、進行方向にあるラウンジ部分の写真から。

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食堂車が満席になり、回しきれなくなった場合、この座席にテーブルクロスがセットされ、ダイニングスペースとして使用されているのを見ました。

続いて、ドーム部分をはさんだ反対側にあるアクティビティースペースが以下の写真。

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新聞、雑誌、子供用の玩具などがあり、ワインの試飲会などのイベントスペースに利用されます。
また、この区画にもコンセントがありましたので、私は結構、このスペースで原稿を書いたりしていました。

スカイラインカーにも、パークカー(詳細はこちらの記事で)と同じく、コーヒー、紅茶、クッキーなどは常備されているのですが、朝食時間帯にはクロワッサン、マフィン、ジュースなどもありました。

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寝台車クラスでは、もちろんダイニングカーでの朝食が含まれているのですが、面倒なら、これで済ませてしまうことも可能。

さて、そろそろダイニングカーのオープンする6:30。朝食は予約なしで入れますし、せっかく早起きしたのですから、オープンと同時に入ります。

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相席が基本のダイニングカーですが、朝一番ということもあって、4人がけテーブルを独り占め。ただ、この後の昼食と夕食はすべて4人ちょうどの相席になりました。

余談ですが、VIA鉄道の車内スタッフは、ほぼ全員が仏語が第一言語のケベコワ(ケベック州民。フランス語を話す)ではないかと思います。スタッフ同士の会話を聞いていると、ほとんどフランス語でした。それに、スタッフの数が半端なく多い。1車両に平均2名くらい、1編成全部で50人くらいはいたのではないかと思うほど。日本の寝台列車とはかなり様相が異なります。

何はともあれ、まずはモーニングコーヒー。

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メニューは4つの中からのチョイス。

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トランスコンチネンタル(いわゆるアメリカンブレックファスト)
シェフのオムレツ(この日は野菜とチーズのオムレツでした)
コンチネンタル(オートミール)
フレンチトースト

というラインナップ。私は無難に・・・

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トランスコンチネンタル、卵はオーバーイージー、肉はソーセージというチョイスでいただきました。

朝食は味にあまり差がでませんが、一般のレストランと比べても遜色のないレベル。

下の写真のような狭いキッチンで作っていることを考えたら、かなり頑張っていると思います。

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ダイニングカーは編成中に2両ありましたが、どちらに行っても構いませんでした。

ただ、朝食を摂る際、昼食と夕食の希望時間を尋ねられ、予約を入れることのなりますので、朝食を食べたダイニングカーが、その日の昼食と夕食を食べるダイニングカーということになります。
※ジャスパーで下車の場合、昼食のみ。

予約確認票。食事の際に提示するので、なくさないようにしないと・・・
予約確認票。食事の際に提示するので、なくさないようにしないと・・・

どちらも大体3回転くらいしますが、後の予約になると、時間が押してくることが多いようなので、ファーストシーティングで予約しておくと、時間のロスを防げると思います。

では次回は、VIA鉄道カナディアン号 乗車記その6 カムループス駅停車とコーチクラス席、に続きます。朝食後、コーチクラス席を拝見し、カムループス駅に大幅に遅れて到着した様子をレポートします。