こんなところにも行けてしまう！ジャパンレールバスで乗車可能なバス路線を一挙紹介。

日本国籍の方へのJRパスの販売は2017年年3月末日で終了となります。
これまで諸外国で永住権を所持している方、日本国外に居住する外国人と結婚している方であれば、購入可能でしたが、今回の変更で販売は外国のパスポートを所持し、短期滞在で入国される方のみが対象となります。販売は3月末日ですが、引き換えは6月30日まで可能ですので、3月末日に購入し、6月に日本を旅行することは可能です

のぞみとみずほには乗れないけれど、全国の路線を網羅し、特急にも乗れてしまうジャパンレールパス。このパスは全国のJRバス路線も網羅していて、これを使いこなせば、結構色々な観光地へのアクセスが可能になります。そんな、あまり焦点の当たらないJRパスで乗れるバス路線のまとめです。

ハイウェイバス

※ハイウェイバスは、2013年4月1日引き換え分より、JRパスでは使用不可となりました。

JRパスを使って、東京～大阪間を夜行で移動でもご紹介した夜行バスドリーム号を始め、いくつかの高速路線がカバーされますが、観光という目的で使用できる路線はあまりありません。カバーされる路線は公式サイトのジャパンレールパスの適用範囲にてご確認ください。

ローカルバス

全国各地に路線がありますが、地元密着の通勤通学路線も多数含まれていますので、観光地へのアクセスに使えそうなものだけをピックアップしました。JRバス各社ごとにまとめます。

ジェイ・アール北海道バス

えりも岬への日勝線がカバーされます。ただし、苫小牧から日高本線のローカル線に揺られて様似まで行き、そこからバスに乗るので、ものすごく時間がかかります。苫小牧から様似までは数少ない直通列車でも3時間強。さらにバスで1時間の旅となります。

JRバス東北

JRバスグループの中で、一番きちんとJRパスユーザーに対応してくれている会社です。路線一覧はこちらから。

こちらは何といっても、青森・八戸からの十和田湖・奥入瀬渓谷へのバスは外せませんね。東北随一の観光地です。その他、盛岡から龍泉洞、盛岡・二戸から三陸海岸の久慈へのバスも乗車可能です。十和田湖・奥入瀬へのバスは予約が必要なので、ご乗車の際にはお忘れなく。

ジェイアールバス関東

まずは全路線一覧をこちらから。
ざっと見て、観光アクセスになりそうなのは、以下の路線辺りが対象になりそうです。

• 那須塩原～西那須野～塩原温泉
• 館山駅～安房白浜
• 長野原草津口～草津温泉～白根火山
• 横川駅～軽井沢駅

横川から軽井沢へのバスには、観光用の「旧道碓氷線」(季節運行/旧めがねバス)というものも運行されています。

西日本ジェイアールバス

こちらは金沢、京都の路線が対象に。

• 金沢市内一般路線
  金沢駅から兼六園あたりへもアクセス可能。（金沢駅－森本駅の路線バスは対象外だそうです）また、土日祝だけ走っている「まちバス」というのもあり、兼六園、近江町市場などの観光ポイントを回ってくれるようです。 ← この「まちバス」は対象外だそうです。（2012年9月25日訂正）
• 高雄・京北線
  京都駅から二条城、竜安寺、高雄、周山へのルート、秋の紅葉シーズンは人気のバス。高雄の清流のそばを走る路線なので、新緑のシーズンも良さそうです。

中国ジェイアールバス

新山口駅、山口駅から東萩や秋芳洞へのバスがあります。時刻表などは、こちらのバス路線一覧から。

ジェイアール四国バス

四国では大栃線が対象になります。この路線、高知の手前の土佐山田からの路線で、途中にアンパンマンミュージアムを経由します。土佐山田から所要23分です。

以上、東海地区は高速バスのみ、九州は路線が少なく、対象になりそうなものがありませんでした。
これらの情報は2012年4月現在のもの。JRパスでカバーされるバス路線については、変更される場合がありますので、ご利用になる場合は事前にご確認ください。