JR駅近くのホテルが訪日旅行者にJRパスでアクセスできることをもっとアピールしよう

アピールインバウンド
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ほとんどのホテルが

○○駅から徒歩○分
○○空港から電車で○分

こんな感じでアクセスを紹介しています。

一方、JRパスを使う訪日旅行者は料金重視で、ロケーション選びはざっくりした感じ。JRパスの適用範囲もよくわからないまま、地下鉄駅そばのホテルを予約したりしてしまうのです。

なので、JR駅近くのホテルは「JRパスで来ると、追加料金かからないですよ〜」って、アピールするだけで、ビジネスチャンスが拡大するんです。

この件について、解説を加えます。

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JRパス使うのに、地下鉄駅や私鉄駅を宿泊地に選択

JRパス

JRパスを使うとJRにしか乗れません。ならば、JR駅そばに宿泊するのがベストなのに、地下鉄駅そばを宿泊地を選択したりします。

具体例
成田到着→浅草

京成電鉄のアクセス特急に乗れば、直行できます。でも、JRパスを使うと成田エクスプレスで東京に向かいます。そこから浅草に行くには、山手線と地下鉄という2回の乗り継ぎが必要になります。

もう一つ例を挙げると、関西空港からなんばへのアクセス。南海電鉄なら1本でいけますが、JRだと1回の乗り換えが必要になります。しかも、JRなんば駅はなんばの中心地からやや外れたところ。このJRなんば駅近くにホテルを取るなら良いけど、心斎橋方面にホテルと取ったりする。荷物無しで歩くなら良いけど、荷物があれば、結構大変。

なぜなのか?

答えは簡単。JRパスでJR以外は乗れないことを知らない訪日旅行者が多い。そもそもJR、私鉄、地下鉄の判別不能。日本の鉄道システムはなかなか厄介です。(だから私の別サイトが成り立つわけですけど)

実際、私の別サイトの読者の声を聞く限り、よく分かっていない状態でホテルを選ぶので、なんとも残念な感じに。

「JRパスを使えば、追加料金一切無しでアクセス可能」

タダってスバラシイ

追加料金の前に、成田空港から、とか、「新大阪駅から」とか、こういう一言を付け加えた上でのこの一言。

JRパス利用者なら多少、惹かれるものがあるはず。そして、別のホテルを探すときに、次のような意識付けができます。

  • JRパスで行けるのかな?
  • 行けない→追加料金はどのくらいかかるんだろう?

これで、潜在客のなかにあるいくつかのホテルを振り落とすことができるかもしれません。

そりゃ誰だって、余分にお金払いたくないです。使えるパスは使い倒したい。

JR駅近くのホテルじゃない場合の方策

今や各鉄道会社が様々なパスを用意しているご時世。都合の良いパスを探して、それに合わせた案内をすれば、良いと思います。

成田からの場合だと

  • 京成スカイライナー割引チケット
  • 京成スカイライナー+地下鉄乗り放題券
  • 京成シャトル(1000円バス)+地下鉄乗り放題券
  • リムジンバス+地下鉄乗り放題券

こんな感じで、羽田や関空でもチョイスは盛りだくさんです。

とはいえ、JRパスを使うユーザーは非常に多く、カバーする範囲も広いので、今回の方法はJR駅近くだと特に効果を発揮するのではないかと思います。

おわり

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