イチローVSダルビッシュを見よう!バンクーバーから行く日帰りシアトルマリナーズ観戦ツアーとは?

バンクーバー
屋根付きスタジアムのセーフコフィールド。雨天中止はないので、予定が立てやすい。
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ダルビッシュ選手、テキサスレンジャース入団決定!

イチロー選手を始め、岩隈選手と川崎選手の入団も決定したシアトルマリナーズとは同じAL西地区。松坂選手のように、年に1回当たるか当たらないかというような確率ではなく、かなりの確率で対戦することになりそうです。

今回はバンクーバーから行く、シアトルマリナーズの本拠地セーフコフィールドでの日帰りメジャー観戦について取り上げてみたいと思います。

2012年のシアトルでの、対テキサスレンジャース戦日程

屋根付きスタジアムのセーフコフィールド。雨天中止はないので、予定が立てやすい。


まずは対戦スケジュールのおさらい。シアトルのセーフコフィールドでは全9戦が予定されています。
5月21日(月) 19:10
5月22日(火) 19:10
5月23日(水) 12:40
7月13日(金) 19:10
7月14日(土) 18:10
7月15日(日) 13:10
9月21日(金) 19:10
9月22日(土) 未発表
9月23日(日) 13:10
開幕直後の4月はアウェイのテキサスで対戦がありますが、シアトルではありません。ただ、4月のシアトルはまだ寒く、ナイター観戦では毛布持参でないと厳しいほどの日も多いので、5月以降というのはシアトルでの観戦の場合、好都合です。

バンクーバーからの観戦ツアー

日本の大手旅行代理店から現地バンクーバーの旅行会社まで、数多くの旅行会社がバンクーバーからの日帰り観戦ツアーを設定しています。会社によって料金は異なりますが、往復の送迎とセーフコフィールド3階席での観戦チケットがついて、$210で設定しているところが多いようです。
観戦スケジュールは試合開始の約5時間前にバンクーバーを出発し、試合を見て帰ってくるというパターン。バンクーバーからシアトルまでは、単純に移動時間だけを考えれば、3時間から3時間半といったところ。ただし、途中で国境を越える際、非常に込み合うことがあったり、入国でのトラブルなどで時間がかかることも珍しくなく、ツアーの性格上、試合開始までに必ず到着していなくてはいけないため、かなり余裕を持って出発するツアーがほとんどです。19:10に始まるナイターの場合、バンクーバーに帰ってくるのは深夜0時を過ぎます。
観戦ツアーを選ぶ場合に注意したいのは、延長戦になった場合など、試合時間が予想以上に長引いた場合の対応。ツアーによっては、9回終了と同時にバンクーバーに向けて出発するものもあれば、最長5時間というように最大観戦時間を区切っているところ、または、最後まで観戦することを保証するものもあります。料金だけではなく、こうした条件にも注意してください。

バンクーバーから自力で観戦は可能?

クルマがあれば、全く問題ありません。ただ、公共の交通機関を使うとなると、バンクーバー~シアトル間の長距離バス、またはアムトラックの列車「カスケード号」を使うのが一般的。ただ、どちらも本数に限りがあり、特にナイターの場合の帰りの足が限られます。2012年1月18日現在、シアトル発23:40、バンクーバー着03:35のグレイハウンドのバスしか選択肢がなく、日帰りと考えると、ちょっと非現実的なスケジュールになります。

バンクーバーから観戦ツアーに行く意味

シアトル観光の定番、パイクプレイスマーケット


シアトルでの野球観戦なのだから、シアトルに滞在して観戦すれば、いいのでは?と思われる方も多いと思います。もちろん、メジャーの野球観戦だけを目的にするのであれば、それで良い、というかそうするべきだと思います。成田からはデルタ航空のシアトル直行便も運航されてますし、アクセス面でもバンクーバーとシアトルではそれほど遜色はないと思います。
敢えて、バンクーバーからツアーで見に行く意味は、野球以外の部分がどう過ごしたいか?ということがポイントです。
シアトルとバンクーバーは町の雰囲気や気候が似ており、港に面した中規模も都市といった趣。バンクーバーのグランビルアイランドとシアトルのパイクプレイスマーケットは似たようなアトラクションだと思います。しかし、全体的にバンクーバーの方がシアトルに比べ、観光目的で見るものが多くあります。スタンレーパーク、キャピラノ吊り橋やグラウスマウンテンなど、市内や近郊に見どころは多くありますし、ちょっと足を伸ばせば、ウィスラーやビクトリアといった小旅行も日帰りで楽しめます。
また、バンクーバーだけでなく、ナイアガラやカナディアンロッキーに行って、なおかつシアトルで野球を見たい!という方は、やはりバンクーバー滞在になると思います。ナイアガラとシアトル、ロッキーとシアトルといった組み合わせのパッケージツアーはほとんど見られないのに対し、ナイアガラとバンクーバー、ロッキーとバンクーバーという組み合わせは、カナダのパッケージツアーでは定番ですので、自ずとそういったチョイスになります。

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