グラウスマウンテンはバンクーバーに3つあるスキー場の一つとして知られ、冬はたくさんのスキーヤー、ボーダーで賑わっていますが、夏と同様に観光気分でも結構楽しめます。雪をみたことがない東南アジアのお客さんにガーラ湯沢が人気のように、グラウスマウンテンにも、ノンスキーヤーの観光客がたくさん訪れています。
特にクリスマス期間中は、「ピーク・オブ・クリスマス」と銘打ったイベントが開催されており、お得なファミリー料金も設定されています。今回はその料金を使ってスキーなしのグラウスマウンテンを体験してきましたので、その様子をご紹介します。
公共機関でアクセス可能
グラウスマウンテンはダウンタウンからノースバンクーバー行きのシーバスに乗り込み、バスに乗り換えてのアクセス。観光で来られた方でも、比較的ハードルが低く、自身でもアクセス可能です。
もちろん車で行けば、もっと便利です。駐車場は3時間で6カナダドルと、有名観光地にしては良心的なお値段です。ただ、週末の午前遅めなどに行くと満車の可能性もあるので、要注意。
山麓駅と山頂駅のギャップを楽しむ!
シーズン中ほとんどの期間で、山麓は全く雪がありません。上のバスの写真でも、周りに雪が全くありません。雨はよく振りますが…
そして、ゴンドラで上がったら真っ白という状態です。
で10分ほどで、山頂駅(本当の山頂ではありません)に到着。
周りは真っ白!
ゴンドラ駅から外に出ると、まさにウインターワンダーランドです。
ピーク・オブ・クリスマスのイベントの数々
クリスマス期間中だけのものもあれば、冬期間通しで行われているイベントもありますが、一通りご紹介します。
まずスケートリンク。
カナダはスケートがものすごく盛ん。ただ、冬でも暖かいバンクーバーでは湖が凍ったりすることもなく、雨が多いので、屋外のスケートリンクはありません。しかし、標高の高いグラウスマウンテンなら、大丈夫。そんなに大きなものではありませんが、屋外でスケートが楽しめます。何気にこれがカナディアンには、たまらない!
クリスマス期間中だけですが、スケートリンクの向こう側にはサンタの家やトナカイの小屋があります。サンタとの記念撮影も可能です。(写真は別料金)
そして、Light Walkと呼ばれるイルミネーションの遊歩道があります。
雪山で照らされた灯りを楽しみながらのウォーキングが楽しめます。
もちろん、クリスマス期間中はクリスマスツリーがたくさんあり、一層雰囲気が盛り上がります。
寒くなったらレストハウスに。クリスマス期間中館内では、ジンジャーブレッドハウス(お菓子の家)の展示が行われています。
その道のプロが作っているものなので、もはや「お菓子の家」なんていうレベルではありません。
クリスマス期間中特別料金
冒頭で触れました特別料金ですが、公式サイトを見ても、あまり大きく取り扱われていませんが、オンラインでのチケット購入ページに行くと、以下のキャプチャ画像のように、Family Peak of Christmasという料金があります。
大人2名、子供2名で79.95カナダドル。大人1名の基本料金が43.95カナダドルなので、大人2名分よりも安い!しかも、子供はユース扱いの18歳以下までが対象なので、バリューが高い特別料金です。
今年はクリスマス期間がまもなく終了していまいますが、冬のイベントは2月までは開催されています。