グラウスマウンテンやスタンレーパークなど、バンクーバーには数々のクリスマスイベントがありますが、今年から始まった新しいイベントが、このEnchant(エンチャント)。今回、家族サービスを兼ねて、見学してきましたので、その内容をご紹介したいと思います。
概要
クリスマスイルミネーションがメインですが、そのイルミネーションを迷路という形で見せているのが最大のウリです。その迷路の周りにクリスマスマーケットの大きなテント、フードトラック、そして飲食スペースのテントがあります。
クリスマスメイズ(クリスマス迷路)

迷路の入り口。混み合うと、ここで足止めされることも。
このイベント最大の見所で、イルミネーションを色々な形で見せてくれます。

迷路内のイルミネーションのトンネル

迷路内にある最大のイルミネーションタワー

イルミネーションの森?

アナ雪でオラフ登場シーンのようなイルミネーション

記念撮影用のフォトフレーム

迷路内は狭い通路だけではなく、広場のような場所も多数
また、主に子供向けのアクティビティとして、9頭のトナカイ探しというスタンプ集めがあります。

トナカイを9頭、見つけられるかな?という問い掛けのサイン
これは迷路の各所に配置されているトナカイ型のイルミネーションを探し当てて、スタンプを集めるというもの。スタンプ用紙は迷路の入り口で配布されています。

目標のトナカイ発見
スタンプを集めても、何か特別なものがもらえるわけではないのですが、子供は夢中になって探します。子供は先へ先へと急ぎたがりますが、何分迷路の中なので、一旦見失うと速やかに迷子になってしまいます。お子さん連れで行かれる場合、注意が必要。
クリスマスマーケット
バンクーバーでは、聖火台跡地であるジャックプールプラザにて、ドイツスタイルのクリスマスマーケットが開催されていますが、これはもう少し規模の小さなものです。もちろんこれがメインではありませんので、規模的には十分なもの。
様々な工芸品やクラフト、食品などが販売されており、テントの中は暖房されているので、少し一息つくには最適な場所です。
フードトラック

敷地内で営業する数々のフードトラック
マーケットの中にある軽食スタンドも含め、全部で20店あります。世界各国の料理のフードトラックがあるので、色々な味が楽しめます。

筆者が食べた、プルポーク・ベーコン・サンド、約10カナダドルなり
ただ、週末に行くと、どのトラックも結構列が長く、食べ物にありつくにも時間がかかります。寒空の下、長く待たされるのは結構ツライものがあります。また、このイベントに限ったことではありませんが、フードトラックは値段が総じて高めに設定されています。

寒さのあまり、飲食スペーステント内のストーブに手をかざして、暖を取る人たち

外にも火がありますが、段を取るというよりも、雰囲気を味わう程度の火力
飲食スペースとして大きなテントがあり、その中にピクニックテーブルがありますが、数はかなり限られており、空きを探すのはかなり大変です。
料金、アクセス
大人:19.95カナダドル
子供(6〜15歳)、シニア(65歳以上):14.95カナダドル
ファミリー(大人2名、子供3名まで):59.95カナダドル
幼児(5歳以下):無料
公共交通機関を利用するなら、スカイトレインのカナダライン、オリンピックビレッジ駅より徒歩5分です。
車で行くなら、パーキングがありますが、お値段は15カナダドルとかなり高めです。
迷路でイルミネーションを楽しむという場所はあまりなく、そういったこともあって、「世界最大のイルミネーション迷路」と銘打っています。お子さんはかなり楽しめると思います。ただ、大人だけで行くなら、ちょっと物足りなさを感じるかな…というのが個人的な評価です。