8歳の娘と父親で行く、ラスベガス旅行記 その5 2日目と3日目 アドベンチャードーム、噴水ショー、火山ショー、ホテルのゲーセン

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10月1日に起こりましたマンダレイベイホテルでの銃乱射事件でお亡くなりになられた方にご冥福をお祈りします。また、事件により家族や友人を亡くされた方、心よりお悔やみ申し上げます。

この事件の一ヶ月前には、娘と2人で事件のあったマンダレイベイホテルにいた事を思うと本当に他人事は思えず、この記事になかなか手を付けられませんでした。それでも、ラスベガスは今日も観光地としてあり続けています。今、お子さんを連れてラスベガスに行こうと思う方はいないかもしれませんが、多少なりともラスベガスを応援する意味を込めまして、書きかけた記事を最後まで終わらせたいと思います。

8歳の娘と父親で行く、ラスベガス旅行記 その4 2日目 シークレットガーデンとルクソールのバッフェランチ

今回の記事は2日目の午後から夜にかけて、そして、最終日の行程についてご紹介します。

Deuceに乗ってサーカスサーカスへ

ルクソールのバッフェの後、隣のマンダレイベイホテルへ移動し、そこからDeuceに乗ってサーカスサーカスへ向かいます。マンダレイベイホテルに移動してきたのは、昼間のDeuceの始発がマンダレイベイホテルであり、2階席の最前列を確保しやすいためです。

思惑通り、最前列をゲット。ここからはストリップの中心街から大きく外れたサーカスサーカスへ移動しますので、最前列からのストリップの眺めを楽しみながらの移動となります。

最前列から眺めるルクソール

約20分でサーカスサーカスへ到着しました。

サーカスのテントのような外観が目印

このホテルはその名の通り、無料のサーカスが売り物。ホテルに入ると10分後にサーカスが始まるということなので、まずはサーカスを見ます。

私達が見たアクロバットのサーカス

サーカスは大体30分おきくらいに行われており、1つのプログラムが10〜15分程度。1度のプログラムで1種類の出し物なので、連続して色々なサーカスが見られるわけではありません。

サーカスの行われる場所の周囲は子供向けのゲームセンターになっており、ついそちらにも目を取られがちですが、サーカス後はアドベンチャードームを目指します。

アドベンチャードームはホテルの一番奥に位置しており、ホテルの入口からは10分くらい奥になります。サーカスサーカスは現在のラスベガスのホテルとしては、際立って大きなホテルではありませんが、それは「ラスベガスとしては」という前提。やはり大きなホテルなので、移動に時間がかかります。

まずはアドベンチャードームの1日券に交換。一部のアトラクションを除いて、基本乗り放題です。ただ、うちの娘は絶叫系に乗るにはやや小さく、乗ることができる乗り物がやや限られます。結局4つくらいの乗り物に乗っただけなので、あまりコスパはよくありませんでした。

屋内遊園地としては大きなものだと思いますが、個人的な感想しては、わざわざエクスカリバーホテルから来る必要もなかったかな、という印象です。もちろん、うちの娘の趣味もありますが、これに時間を使うなら、プールで遊んだり、夜のショーなどに回した方が良かったかな、と思いました。もちろん、サーカスサーカスに泊まるなら、十分魅力的だと思います。

ベラジオの噴水、ミラージュの火山、フォーラムショップスのアトランティス

夕暮れ時のストリップ

サーカスサーカスの後は、Deuceに乗って、ベラジオを目指します。これからは無料のショーを3つハシゴ。まず、ラスベガスでは絶対に外せないと言っても過言ではないベラジオの噴水ショー。次に見るミラージュの火山ショーとの兼ね合いも考えて、19時のショーに合わせて行きました。

いつ見ても素晴らしいベラジオの噴水ショー

私自身、噴水ショーは過去何度か見たことがあり、いつ見ても素晴らしいものなのです。うちの娘もこれがタダとは信じられないとの感想。ただ、その時のBGMによって、華やかだったり、やや地味に感じたりします。今回見たショーのBGMはアンドレア・ボチェッリとサラ・ブライトマンのタイム・トゥ・セイ・グッバイ。クラシカル・クロスオーバーの代表的な曲で、噴水ショーにぴったりな曲だったと思います。娘もこの曲が印象に残ったようで、しばらく口ずさんでいました。BGMとスケジュールは以下のサイトで見ることができるので、お気に入りの曲があれば、時間を合わせていけば良いでしょう。

ラスベガス大全 噴水ショー・スケジュール

噴水ショーの後、歩いてミラージュに移動。ベラジオからはシーザースパレスを挟んで、2軒隣のホテルですが、この2軒が遠い。暑くて体力を消費したこともあり、移動に30分くらいかかりました。

ミラージュに着いた時はすでに多くの人が陣取っており、池の前で見るのは不可能。娘を肩車して見せることにします。

ミラージュの火山ショーが行われる場所は、ベラジオの噴水の池に比べるとかなり小さく、また、火山ショーは1日2回しかやらないこともあってか、噴水に比べると混雑度合いがかなり違います。良い場所で見るなら、30分くらい前から陣取ったほうが無難です。

そして、最後にフォーラムショップスに立ち寄り、お土産を探しながら、一番奥にあるアトランティスのショーが行われる場所に移動します。

フォーラムショップスはストリップのショッピングスポットとして人気の高い場所ですが、子供と2人の旅行では、のんびり買い物もさせてもらえません。正直殆どの店は見ることもなく、一番奥にあるアトランティスのショーが行われる場所まで移動しました。

アトランティスは精巧にできた人形による無料のショーですが、英語がわからないと意味が分かりません。また、英語がわかっても、あまり良く聞き取れないので、ストーリー云々よりも、機械じかけの人形劇を楽しむくらいの気持ちで見たほうが良いと思います。

3つの無料のショーを見ましたが、やはり、ベラジオの噴水>ミラージュの火山>アトランティス、という順位付けになってしまいます。特にアトランティスはフォーラムショップスの一番奥に行かないといけないので、わざわざ無理して時間を費やさなくても良いかな、というのが正直なところ。

フォーラムショップスのどこかで夕食と思いましたが、昼の遅い時間にルクソールのバッフェでガッツリ食べてしまったため、親子ともども食べる気がせず、そのままホテルに戻り、ホテル内のフードコートで簡単に済ませてしまいました。

こうして長い1日が終了。

エクスカリバーホテルのファンダンジョン

最終日、帰りのフライトは午後なので、娘お気に入りのルクソールのバッフェでお腹を満たし、午前中いっぱいはホテル内のゲーセン、「ファンダンジョン」で遊びました。

ここはいわば、子供向けのカジノと言ったところ。ただ、コインを入れて遊ぶゲーム機もたくさんありますが、多くのゲーム機では、得点によりチケットが出てきます。

サーカスサーカスのホテル内のゲーセンも同じような仕組みなのですが、このチケットの枚数により、景品と交換できます。パチンコ屋でお菓子などに変えるようなものと言えば、わかりやすいでしょうか。

射幸心を煽るので、親御さんによっては、眉をひそめる方もいると思いますが、子供は大いに張り切ってチケット集めに精を出します。親がカジノで遊ぶなら、カジノに行けない子供のために、少しくらいなら遊ばせてあげても良いのではないでしょうか。

旅を終えて

こうして、2泊3日の娘とのラスベガス旅行は終わりました。終わってから気づいた点を幾つか挙げておきます。

小学生なら、ホテルはエクスカリバーやサーカスサーカス以外でも良い

子供向けのラスベガスのホテルを探すと、絶対にこの2つが出てきます。私はロケーションからエクスカリバーを選びました。幼稚園児以下なら、これらのホテルがおすすめですが、うちの娘のように8歳ともなれば、普通のホテルで大丈夫です。ベラジオやベネチアンなどの最高ランクだと少し気が引けますが、それ以外であれば、全く問題ないと思います。個人的には見た目のインパクトでルクソールとパリス、南国リゾートのプールが楽しいミラージュあたりが小学生低学年にはぴったりだと思います。プールの点で言えば、マンダレイベイもおススメですが、さすがに乱射事件の記憶が新しい現在ではおススメしづらいところです。

サーカスサーカスのアドベンチャードームは無理して行くほどでもありませんし、エクスカリバーのゲーセンやプールは楽しいと思いますが、ゲーセンは宿泊者でなくとも行けますし、プールの楽しさで言えば、ミラージュやマンダレイベイの方が上だと思います。

やっぱりショーは見るべき

今回は娘の希望をなるべく優先し、ショーは全部外しましたが、やはり一つくらいは入れたほうが良かったと思います。シルク・ドゥ・ソレイユは日本の大都市に公演が来ることもありますが、やはり常設会場で見るのは一味違います。小学生くらいならシルクのショーは全く問題なく楽しめるので、OかKAを見ておけば良かったと後悔。

真夏に行くなら、プールでホテル選び

エクスカリバーのプールは悪くありませんでした。ただ、シャークリーフのところでも触れましたが、マンダレイベイのプールを羨ましそうに見ていたので、極端に言えば、プールでホテル選びをしても良いくらいです。そうなると、マンダレイベイかミラージュ、流れるプールのあるMGM、またはエクスカリバーになると思います。ただ、エクスカリバーは部屋はチープだし、食事もマズいのが難点。

事前の下調べでは、真夏の午後はプールに入るにも暑すぎるという情報があったのですが、外を歩くほうがもっと地獄。バスを待つだけでもツライくらいです。ならば、外出は一番涼しい午前中に集中して行い、午後全部プールでも良いと思います。ただし、日焼け対策は念入りに行わないと、すぐに真っ黒けです。

以上、旅の記録でした。もし、お子さんとのラスベガス旅行の参考になれば、幸いです。

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