バンクーバーへは成田から直行便が飛んでおり、3月終わりには羽田からの全日空も就航するため、1日3便のフライトがあるのですが、それでもピークシーズンにはかなり取りづらくなります。そんな時には経由便を利用することになるのですが、その候補の一つがシアトル経由。成田から全日空とデルタ航空。そして、デルタ航空は羽田からの便もあります。そんなシアトルはバンクーバーに最も近いアメリカの大都市ということで、様々なアクセス方法があります。
今回は、そのシアトル~バンクーバーのアクセス方法についてご紹介します。
フライト移動
この区間はビジネス利用も多いため、1時間に1本程度は確実に飛んでいます。ただし、上の写真のような、50人乗り程度のプロペラ機も多いため、定員が少なく、運航頻度の割には取りづらい区間でもあります。
バス移動 クイックシャトル
バンクーバーのダウンタウン、空港、シアトルのダウンタウン、そしてシアトル・タコマ空港を結ぶハイウェイバスで、1日5往復運行され、料金は片道$58.50です。
途中、陸路で国境を越えることもあり、所要時間は5.5時間と長丁場。ただ、車内では無料のWIFIもあるので、PC、タブレット、スマホなどがあれば、ネットやメールは好きなだけできます。
ちなみにバスの車内は2+2の配列の普通の観光バスです。
列車移動 アムトラック、カスケード号
シアトル~バンクーバー間には、カスケード号という列車が1日2往復走っています。ただ、これはシアトルのダウンタウンからの乗車になるので、純粋な移動手段としては不向きです。シアトルをちょっと観光して、列車の旅も楽しむ、というプラスアルファの要素があるので、その点ご注意ください。
列車そのものは、一般指定席、ビジネスクラス、ビストロカーなどが連結されており、車内では無料WIFIもあります。4時間の列車の旅を楽しむには十分な設備を備えていると言えます。
料金は時期や混み具合により偏りが見られますが、最低$26.00程度で購入可能なこともあります。
その他の詳細は公式サイトにて。