もうひとつのロッキーの宝石。モレーンレイクの見ごろはいつか?

カナディアンロッキー
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背後にそびえるテンピークスとモレーンレイク

最近ではレイクルイーズに負けないほどの人気を誇るまでの存在になったモレーンレイク。上の写真の美しさからも、その人気の理由は十分にお分かりいただけるでしょう。湖のコバルトブルーと背景に切り立ったテンピークスという山々のコンビネーションは圧倒的!この湖、以前はヨーホー国立公園のオプショナルツアーで訪れることが多かったのですが、その人気の高さから、最近ではパッケージツアーに最初から観光箇所として組み込まれていることも多くなりました。

さて、カナディアンロッキーの湖は冬はすべて凍結しますが、氷が溶けた後でも、やはり見ごろの時期というものがあり、これが湖によって多少異なります。今回は、このモレーンレイクの見ごろの時期についてのお話です。

冬はアクセス不可

モレーンレイクはハイウェイからレイクルイーズへ至る約4kmの道路の途中で左折し、約12kmほど進んだところにありますが、この12kmの道が冬季は閉鎖されます。

道路のオープン時期は年によって異なりますが、通常5月下旬から6月上旬に道路がオープンになります。また秋は10月上旬には閉鎖されますので、冬場のアクセスは不可能です。レイクルイーズやエメラルドレイクといった、他のカナディアンロッキーの湖とは異なりますので、要注意。

オープン間もない湖

道路がオープンして間もない時期は、湖もまだ氷が残っており、夏の美しい湖面が見られないケースが多々あります。道路がオープンしたからといって、思っているような風景が見られないかもしれません。

また、カナディアンロッキーの湖は氷が溶けた直後の時期が水の透明度が高く、美しいものが多いのですが、このモレーンレイクは例外です。というのも、透明度云々以前に水位が非常に低く、大部分の氷が溶けていたとしても湖自体の存在感が非常に希薄です。気温の上昇に伴い、雪解け水や氷河の溶け水が大量に流入し、推量が増えた時点で夏の風景になります。

では、夏の美しい湖が見られるのはいつ?

7月以降と考えておけば、間違いないでしょう。湖の周囲でのハイキングや湖上でのカヌー遊びも問題なく楽しめます。

また、湖を訪れる時間帯ですが、午前中の早い時間帯の方が透明度が高く、鏡のような湖面が見られることが多いので、おススメ。午後になると、逆光になり、写真がやや取りづらくなります。ただ、強い光を浴びるほど、湖はより青く見えるという利点もあります。とてもきれいな湖なので、出来れば、半日くらいは過ごしたいところですね。

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