6年半前に休航になったエアカナダの関空~バンクーバー路線。今年の5月から週5便体制で10月下旬までの夏シーズンの季節運航で復活します。ただし、今回の関空路線はエアカナダが新たに立ち上げた、「エアカナダ・ルージュ」という新ブランド。これ、わかりやすく言うと、LCCです。機内エンタメがないとか、座席が狭いとか、通常のフルサービス路線とかなり色合いが異なります。
エアカナダ・ルージュの関空路繊については、先日オールアバウトで執筆した下記記事をご参照ください。
※この路線のスケジュールが当初発表されたものから変更になり、関空発着時間が大幅に遅くなってます。関空到着は20:35と、他の都市への乗り継ぎはほぼ不可能な時間帯なので、ご注意ください。スケジュールの詳細は下記リンクにてご確認ください。
ただ、6年半前にエアカナダが関空路線を休航にしたのは、ビジネス需要が低く、客単価が上がらないのが理由・・・とささやかれていましたので、レジャー需要に特化した新ブランド、エアカナダ・ルージュを就航させるのは、理にかなっているといえます。
さて、このエアカナダ・ルージュ、LCCといっても、どこまで安いのか?ネット上にある各航空会社のウェブ料金、7月平日発着の往復料金最安値で比較しました。
エアカナダ・ルージュ
関空~バンクーバー 合計85,600円
日本航空
伊丹~成田~バンクーバー 合計118,900円
全日空
伊丹~羽田~バンクーバー 合計101,710円
航空券の料金は一定ではないので、もっと安いものがあるかもしれませんが、ひとつの目安として、15,000円くらい安いと考えてよいと思います。
ルージュと通常フライトの主な違いは・・・
- シートピッチが4cmくらい狭い。
- 機内エンタメなし。(モニターがない。自分のスマホなどのデバイス利用)
- アルコール有料。(上級クラスのプレミアムルージュなら無料)
- 免税品販売なし
これに往復15,000円の価値を感じられるかどうか、というです。
私は身長が180cm以上あり、シートピッチの狭さは最重要事項。普通のエコノミーでも狭い思いをしているので、それ以上狭いルージュはちょっと選びづらいですね・・・