タコマ旅行記1からの続きです。
今回タコマ旅行で宿泊したのは、ブレマートンという町です。ここはタコマから1時間弱離れた場所で、町にはアメリカ海軍の大きな工廠があり、退役した大きな航空母艦も接岸しています。そういった背景もあって、街のウォーターフロントの一角に退役した駆逐艦が記念艦として一般公開されています。
宿泊したホテルが港のすぐ横だったので、ホテルの部屋からも係留されている記念艦を見ることができ、元々空母や戦艦が好きな私にはとても魅力的。ただ、8歳の娘が気にいるかどうか…。念のため聞いてみると、入ってみたいということなので、気が変わらないうちに艦内へ。
場所
ブレマートンと記念艦であるUSSターナージョイの場所は、以下の地図でご確認ください。
入江を挟んだシアトルの対岸です。フェリーでシアトルのダウンタウンから直接アクセス可能な場所。フェリーについては、次の記事でご紹介します。
入場料
入場料は大人が14ドル、子供8ドルでしたが、グルーポンで大人1名分の料金で大人2人が入場可能な割引を見つけたので、大人1名分がうきました。
入場料は入り口のギフトショップで払います。こちらにはUS Navy(アメリカ海軍)と書いたTシャツや帽子などとともに、船や飛行機のおもちゃもたくさん置いてあります。
では艦内に進みます。
艦内の様子
この記念艦はUSSターナージョイという駆逐艦で、第二次大戦後から1982年まで使用されていたそうです。
艦内はほとんどのエリアに入ることができ、使用されていた当時そのままに維持されています。
士官用のラウンジ兼ミーティングルーム。
食堂
3段ベッドがずらりと並ぶ、就寝エリア。ずらっとベッドが並んだエリアなので、「寝室」とは呼べません。
しかし、これは窮屈そう。
機関室です。
冷蔵庫
理髪店もあります。
魚雷がごろんと置いてあります。
速射砲を間近で。
速射砲の中にだって入れます。
と、艦内の色んな場所を見ましたが、娘にとっては難しいことはどうでもよく、迷路のごとく、入り組んだ艦内が面白いようで、走り回ってました。
この船と同型の駆逐艦が数多くあったようですが、全て退役済み。しかも、その殆どがスクラップ、または実弾訓練の標的と使用されて、海に沈んだそうです。そう考えると、この船は優雅な余生を送っていますね。
もう一回続きます。