エアカナダ 成田~カルガリー間、直行と乗り継ぎの比較

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エアカナダは昨年週3便だった成田~カルガリー間の直行便を、この夏シーズンから週5便に増便すると決定しました。羽田~バンクーバーの就航を無期延期したことへの罪滅ぼし(?)といった感じですが、カナディアンロッキーへ旅行する方には朗報といえるでしょう。

直行で行くのと、乗り継ぎで行くのでは、直行で行ったほうが良いに決まってます。けれど、必ずしも直行が取れるとは限りません。特に週5便に増便したということは、それだけの需要が見込めるからであって、ある程度の混雑は予想されます。

というわけで、今回のテーマ。直行の場合と乗り継ぎの場合でどれくらいの違いがあるか、現地到達時間などを中心に比較してみたいと思います。

成田→カルガリー

乗り継ぎの場合は、成田~バンクーバー線を利用することを前提にします。時々、成田~トロント線を利用し、トロント乗換えでカルガリーというチケットが販売されていますが、ものすごく遠回り。よほど安くない限り、利用するだけの価値はないと思います。

まず、スケジュールを確認しましょう。

成田発17:00(エアカナダ4便)10:05バンクーバー着
バンクーバー発12:30(エアカナダ212便)14:47カルガリー着 (飛行時間+乗り継ぎ時間合計12時間47分)

成田発16:00(エアカナダ10便)10:45カルガリー着 (飛行時間9時間45分)

このように、所要時間では、ほぼ3時間の差が付いています。が、バンクーバー経由でカルガリーに到着した場合、入国審査はバンクーバーで済ませるため、国内線到着となり、到着から空港出発までに要する時間が約30分と見込まれます。

一方、直行便の場合、カルガリー国際線到着となるため、入国審査と税関通過にある程度の時間を要します。どのくらいの時間がかかるかは、その時の混み具合にもよりますので、一概には言えませんが、最低でも1時間は見ておいたほうが良いと思います。

これらのロスタイムを計算に入れると、乗り継ぎ便(国内線)で到着の場合、15:15がカルガリー空港出発の見込み時間。直行便(国際線)到着の場合、11:45が空港出発の見込み時間となります。さらにカナディアンロッキーのリゾート地であるバンフに移動すると、所要時間が約2時間。(バスの場合は2時間。バンや乗用車だと1時間30分くらいで到着できることもあります) 現地到着時間は直行利用13:45に対し、乗り継ぎ便だと17:15となります。

13:45だとかなり余裕を持って行動できますが、この時間に到着すると、ホテルのチェックイン時間になっておらず、部屋に入ることができない可能性が大です。(ホテルのチェックイン時間は16時であるホテルがほとんど。部屋に空きがあれば、早めに部屋の鍵をくれますが、夏の繁忙期はそれも望み薄) 乗り継ぎ到着だと、17:15とホテルチェックイン時間の心配はありませんが、チェックインして部屋で一休みすると、あっという間に夕食の時間となります。

早く現地に着けるに越したことはないのですが、初日は時差ぼけもありますし、ホテル到着→夕食→寝る、というあわただしいパターンの方が良いという方もいるのではないでしょか?

カルガリー→成田

まずスケジュールの確認です。

カルガリー発12:45(エアカナダ9便)14:25+1成田着

カルガリー発11:10(エアカナダ211便)11:32バンクーバー着
バンクーバー発13:00(エアカナダ3便)15:20+1成田着

カルガリー出発時間だけを見ると、乗り継ぎの場合、1時間半早く出ないといけないように見えますが、実際には30分の差です。これは国際線チェックインと国内線チェックインの違い。成田直行の場合、国際線になるので、チェックインは10:45までに済ませるのが一般的。乗り継ぎの場合、国内線なので、10:10までにチェックインをすることになります。また、カルガリーからバンクーバー乗り継ぎで成田に向かう場合、カルガリーでチェックインの際に、バンクーバー~成田間の搭乗券も発券され、バンクーバー空港では荷物を取ることもなく、成田までダイレクトで送られるため、ゲート内での移動するだけと、比較的楽な乗り継ぎです。

到着時間は1時間の差が出ており、この差は埋まりません。この後の乗り継ぎや都内への移動など考えると、この1時間がかなり大きく出るかもしれませんね。

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