エアカナダ 羽田~バンクーバー線就航中止の影響、今後の見通し

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昨日ツイッターでも速報をお届けしましたように、エアカナダが羽田~バンクーバー線の就航を無期延期しました。エアカナダの日本語サイトによると、「今後の事業計画の見直しに伴う需給調整を行った結果」とされており、要は思ったより席が売れなかった・・・ということです。

当サイトでも指摘しましたが、やはりネックは羽田到着時間。国内他都市への乗り継ぎはおろか、都内への移動もままならない22時30分(曜日によっては23時)という到着時刻では、使いたくても使えないという方がほとんどではないでしょうか?

今後の就航復活への見通しですが、エアカナダの発表では「他のアジア都市などへの乗り継ぎが可能になる発着枠が確保されるまで延期」とのこと。現在の国交省の方針では欧米路線の発着は23時から6時という縛りがありますが、2013年以降、欧米路線でも昼間発着枠の利用が認められるようになるそうなので、国交省の方針に大きな変化がない限り、向こう2年間は就航延期されたままという見方ができます。

今回の就航無期延期では、チケットを買ってしまったお客さん、「羽田線就航決定!」として数多くの特別パンフレットを印刷してしまった旅行会社、大々的に予算をつぎ込みキャンペーンを展開した観光局と、多方面に影響を及ぼしてしまっているので、生半可な状況では、就航を復活させないのではないでしょうか?

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