カナダ旅行中に無料でインターネットに接続する方法とは?カナダの公衆無線LAN(Free WIFI)を徹底解説

一般旅行情報
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スマホの普及率も高まる中、旅行にスマホやタブレット、またはPCなどを持参し、メールチェックやネットサーフィンをしたいという方も多いと思います。ネットに繋げれば、サクッと無事到着メールを送れますし、旅行中にFacebookやTwitterで旅行の様子をリアルタイムに報告したりと楽しみ方も増えますよね。

今回はカナダ国内の公衆無線LAN、ホテルでのネット接続などについてのお話です。

※お断り
公衆無線LANは誰でも使える便利なものですが、セキュリティーなしが前提なので、第三者による閲覧や、情報の漏洩などのリスクは常に付きまといます。その点を考慮の上、皆様個人の責任において、ご利用ください。公衆無線LANにて発生した問題や損害など、当サイトでは責任を負えませんので、ご了承ください。

駅、空港などのパブリックスペース

まず主要空港のネットワークから。

バンクーバー空港 @yvrairport
カルガリー空港 YYC.Free.Public.WiFi
トロント空港 Toronto Pearson Wi-Fi

全部タダです。また、コンセントもいたるところにあり、勝手に充電してもとがめられることはありません。バンクーバー空港など、フードコートのカウンターにそって、コンセントがずらり並んでおり、食事しながらのネット利用が前提の作りになっています。ただ、カナダの電圧は110~120Vと日本より少し高いです。コンセント形状は日本と同じなので、アダプターなどは必要ありませんが、ご使用は自己責任で。

続いてVIA鉄道ですが、観光で立ち寄りそうな駅としては、トロント、バンクーバー、エドモントン、ジャスパー、モントリオール、ケベック、オタワ、モンクトン、ハリファックスの各駅で公衆無線LANがあります。さらに、ウィンザー~トロント~オタワ~モントリオール~ケベックを走るコリドー号では、列車走行区間の98%を無線LANがカバーしています。
※コリドー号の詳細は「メープル街道のツアーによく含まれているVIA鉄道コリドー号は乗る価値あり?ビジネスクラスとエコノミークラスの違いは?」の記事もぜひ。
車内、駅ともにもちろん無料。ネットワーク名は列車内がVIA_Connect_WiFiまたはVIA_TRAIN。駅ではVIA_Stationです。

バス、フェリー

以下のような路線で、車内/船内での公衆無線LANが利用可能です。

  • BCフェリー(ツワッセン~スウォーツベイの航路船内及びターミナル)
  • パシフィックコーチライン(バンクーバー~ビクトリア路線のみ)
  • ブリュースター(カルガリー空港~バンフの空港シャトル路線のみ)
  • オルレアンエクスプレス(モントリオール~ケベックシティ路線のみ)

店舗、アトラクション、その他

日本でも知られるスターバックスを始め、Blenz、Second Cup、Wave Caffee(バンクーバーのみ)といったカフェがいたるところにありますが、ほぼ全店で無料の無線LANがあります。最近ではマクドナルドもネット接続可能になりました。こういった全国チェーン以外のカフェやレストランでも無料の無線LANを提供しているところは数多くあります。そういった店舗では入り口に”Free WIFI”と掲示している店がほとんどで、ネット接続可能を売りにしているわけです。

こうした店舗では、コーヒーなどの購入中にパスワードをもらって利用するケースがほとんどです。購入時に、”Free WIFI password please”と聞いてみましょう。親切な店なら、小さな紙片にネットワーク名とパスワードを書いたものを用意してくれていることもあります。また、最近のカフェはネットをするためにあるようなものなので、コンセントもいたるところにあります。遠慮なく使わせてもらいましょう。

また、最近ではスーパーやドラッグストアなどでも、公衆無線LANがある場所も珍しくありません。SafewayやLondon Drugsといった大手チェーンのスーパーやドラッグストアでも、店舗によっては無線LANがあります。こうしたスーパーや前述のマクドナルド、空港や駅などの無線LANもそうですが、ネットワークを選択しても、まずブラウザを開いて、それぞれのネットワークの基本画面の一番下にある”I agree”をクリックしないと使えないケースがほとんどです。これは、「このネットワークを使って起こった問題や損害の責任は負えませんよ」というような文章が書いてあり、それに同意して、初めてネットワークが使えるということ。通常ブラウザを開くと、勝手にこの基本画面が開くので、一番下まで進めば、”I agree”のクリック箇所が見えると思います。

そして、ネット接続と言えば、今日では学習にも欠かせないということで、図書館でも無料公衆無線LANが当たり前のようにあります。図書館は旅行者とは少し縁遠いので、なかなか使用する機会がないかもしれませんが、Library(図書館)の前を通ったら、無線ネットワークを確認してみると良いでしょう。それらしい名前の公衆無線LANのネットワークが見つかると思います。

さらに、旅行者の便宜を考えてか、バンクーバー水族館のようなアトラクションでも無料公衆無線LANの設置が見られるようになりました。こういった流れも進んでいくのでしょう。

ホテルでの無線/有線LANによるネット接続

よほど場末のホテルでない限り、もちろんホテルでもネット接続はあります。ほとんどのホテルで無線LANですが、たまーに、有線LANのホテルも見かけます。有線LANの場合、通常部屋にLANケーブルが用意されています。見当たらない場合、まずはデスクに引き出しをチェック。それでもなければ、フロントにて確認。

ホテルのネット接続ですが、高級なホテルだと有料。安いホテルだと無料ということがほとんど。高級なホテルでは、1日あたりの料金が定められています。

例)フェアモントホテルバンクーバー 全館利用可能な無線または部屋で使用する有線LAN $14.65/1日

それに対して、お手ごろホテルではネットワーク名とパスワードをフロントで聞いて、接続するだけというイージーさ。ただ、公衆無線LANと同じく、セキュリティーは極めて甘いのです。間違っても、ネットショッピングとかネットバンキングなどしないようにしましょう。

コメント

  1. お母さん より:

    参考に

  2. 吉田 より:

    今年にルネンバーグ、プリンスエドワード島に行く予定です。
    wifi環境参考になりました。
    注意事項にも気をつけて利用してみます。
    公共施設やお店以外の道路上で歩いてて普通には使えないのですよね。

    • Blue Works より:

      吉田様

      残念ながら、現在のところ、なかなかそこまで環境が整っている場所はカナダにはないですね。バンクーバーのダウンタウン中心街で近日中に公衆Wi-Fiが導入されるというニュースがあったぐらいで、特に東海岸に行くと、なかなか環境が追いついていないと思います。
      ただ、日本は電話会社との契約者のみが利用できるようなWi-Fiが多いのに対し、こちらは誰でもつなげることができるという気軽さがあります。レストランや公共施設はもとより、スーパーやドラッグストアなどでもWi-Fiのあるところが多いので、かなり使えるようになってきたと思います。
      プリンスエドワード島もルーネンバーグもものすごく良い場所です。ぜひ楽しんでらしてください。

      管理人

  3. 吉田 より:

    ありがとうございます。キャベンディッシュで1日、シャーロットタウンで3日昼間にフリー時間が有るので、歩きながら気になる事柄が有った時に調べられると便利かなと思って質問させていただきました。つたない英語で土地の人に頑張って聞いて見ます。
    御丁寧に教えていただきありがとうございます。

    • Blue Works より:

      吉田様

      歩きながら使うとなると、スマホにこちらで使えるSIMを挿して使う方法しかないですね。ただ、契約されている電話会社や利用されている機種などによって、使用の可否や、使い方が異なると思います。または成田などで、海外で使える携帯レンタルがあるので、料金などを見て、そういうものを利用するのもひとつの手ですね。
      http://www.mobistar.jp/comparison.htm

      管理人

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